マイミクの同志が、自転車で北海道を周ってきたらしい。
もう若くないのによくやr、もとい、素晴らしい。
まあ、冗談はさておきw
ここで付き合いのあるマイミク諸氏は知らないと思うが、私はバイク乗りだった。
免許の取得順序も、原付 → 中型自動二輪 → 普通車、という具合でまずバイクありきだった。
まあ、あまりイメージできないと思うがww
おれも北海道には何度か渡った。
かの地には、ライダーのほか、自転車や徒歩で旅する者も多い。
おれたちライダーは、自転車乗りをチャリダーと呼び、徒歩の旅人を徒歩ダーと呼んでいた。
これらは蔑称ではない。
潜在的に、おれたちライダーは、チャリダーや徒歩ダーに敬意を払っていた。
もっというと、引け目を感じていた部分さえあった。
理由は説明するまでもない。
持てる荷物はより少なく、必要とする物はより多く(例えばライダーはあまり汗をかかない)
エンジンもないしに峠を越え、長い長い道を往く。
とあるメシ処で、三人でメシを食った。名前さえ知らない他人同士だ。
おれを含めて、ライダーがふたり、チャリダーがひとり。
情報交換のような雑談をしながら飯を食べ終わると、チャリダーがメニューに手を伸ばす。
「おかわりしちゃおっかな」
「おれたちのことは気にせず喰ってくれ、それがガソリンだからな(笑)」
徒歩ダーやチャリダーの喰いっぷりをネタにするときの響きには、尊敬の微粒子が含まれていた。
登りの峠道、ゆっくりと這い上がるチャリダーを追い抜くとき、心の中で敬礼しないライダーはいない。
長い道を黙々と往く徒歩ダーとすれ違うとき、一抹の羨望を感じるライダーは多い。
旅の途中、同じバイク乗りと出会い、自転車乗りと出会い、徒歩ダーと出会い、互いが互いを羨ましく思いつつ、異なった時間の流れに身を置き、それでいて天候に嫌というほど左右されるその一点において奇妙な連帯感があった。
一言でいえば、あれは「旅行」ではない「旅」なのだ。鉄道やクルマでは決して味わえないものだ。
おかえり同志。
北海道の旅デビューおめでとう。
若くないのにやっちまいやがってw 尊敬するぜw
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