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2017年08月02日13:03

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「レベル2」でもとても大変な事故

 今日は夏らしい天気で、外ではアブラゼミがジンジン鳴いている。
 月曜に、育てていた二世代目のコスモスの苗を庭にスペースを確保して植え替えた。
 今までは植物を植えていなかったスペースで、1世代目の植えていた場所とは対面になる。ここにコスモスの花が咲きだすと、両側が花に囲まれた「通路」になるようなポジショニング。
 実際には、二世代目が咲くのかどうかは分からない。種から育てるとき、明らかに二世代目は遺伝情報が違うので、市販の種では二世代目が育たなかったり、目的の花や実を付けないことは現代では当然のようにある話。生物なのに生物としての生殖の機能などを失ってしまうような個体が誕生するのは、色々操作された結果だが、そう「生まれた」個体は、本来持っているはずの生き方ができないわけだ。まあ、気の毒だと言えばそうだが、植物には心とか、気持ちはないので、与えられた環境下で育とうとするだけでしかない。(そういうホルモンはちゃんとある。意思とかではない。)
 花が咲くかどうかは分からないが、経験上、コスモスが二代目で花が咲かなかった、ということはない。たぶん咲くと思って育てている。
 気温も高いので成長は速く、一か月もしないうちに花が咲くことが期待できる。

 一世代目からは、大量に種が取れたので、その後花が散ったらすべて処分という形で、新しい花芽の成長を促進して、日々楽しめるようになっている。二世代目も花が咲いたら種をいくらかは確保して、来年は植え比べてみたいと思っている。


 さて、引用の記事の事故
 核燃料が入っているはずの缶かんを開けただけで、「レベル2」の事故を引き起こすことになろうとは思わなかっただろう。そう思わなかったことが、一番の事故の原因であって、現状の日本の原子力のレベルはその程度でしかない、のは実情である。
 どんな物事でもそうなのだが、研究がある程度実を結んで産業の段階になると、技術はあっても第一線の研究ではなくなってしまう。原子力分野で今「研究をやれ」と言われても、何をやるかについては結構困る分野になった。
 勿論新しいタイプの核分裂反応を使った原子炉だったり、放射線利用の研究とか、テーマがまるでない訳でもないのだが、じゃあ新しいタイプの原子炉って果たして実用化できるの? という問題になったときに、政府がお金を出すか出さないか、だけでなく、国民がもう原発はこりごり、と感じるなら発電のため、という理由で実用化は困難だろう。
 現状の軽水炉より、何倍も安全、な技術があるとしても、その可否はそんな評価を論じることが出来ない一般国民にゆだねられる。
 致し方ないが、向こう何十年もの間、原子力産業は現状の施設の維持や、廃炉技術・放射性廃棄物の処理技術などが主たるテーマとなろうし、そうした研究は必要だけれど、面白いのか、未来があるのか? と問いかけられれば、若者を魅了するテーマにはなりにくい。
 同じような科学分野でも、電池の技術とか、送電だとか、未来の社会を作っていける面白い分野は色々ある中、しかも研究にお金が余りかからなくても継続できるものは他にいくらでもある。
 今後の人材の沈滞はさらに憂慮すべき問題だろう。

 こうした問題は、日本以外の国、であれば事象は大分異なる。多くの国家では軍隊の存在自体が認められていて、当然だが核武装している国はある。核武装が出来なくても隣国が核兵器を使ってきたときどう対抗するか、というテーマは当然あるのだが、日本には自衛隊があっても、先制攻撃はできないし、実質装備だけは整えているけど、決して戦わない、という建前の組織だから、要は軍事研究など容易にはできないのである。ここが日本以外の国との違い。
 戦争のために研究する、という話には、アレルギーのある人も多々いるだろうが、やっている人たちは、人殺しの研究をしているというよりは、戦争で大きな被害を被らないこと・未来の社会を健全にするためには、より高度な兵器の開発も必要にある、という考えがあろう。決して後ろ向きの思考でやっているのではないと思える。
 戦後の日本では核兵器の研究自体が、基本的に行われていない。まあ、まったくやっていないと言えばウソなのかもしれないが、どうあっても核兵器を作ることは現在の法律ではできないのである。予算も乏しく、やっていても別の題目の下でしかできないし、実験的なことはほぼ制約されている。それが人材がそもそも育たない土壌である。
 核兵器を開発すれば、原発の事故処理が進む、などという暴論を言っているのではない。日本は平和利用として原子力を推し進めてきたが、そもそも経済的なコストが見合わない。発電にしても使い勝手が悪い。そんなものを一生懸命やってきた挙句に、取り返しのつかないような大規模な事故を起こしてしまった。逃げ出したい人たちは、手を引いただろう。人材を育成すべき層も、もうほとんど残っていないのである。

 そういう意味で、この事故そのものは東日本大震災の折に爆発した原子力発電所の事故をもろに受けているような派生的な事象、という事もできる。作業に当たって被ばくしてしまった作業員にはとても気の毒だが、これから健康不安も引きずりながら、実際に病気になったとしても、誰かがそれを代わってくれるわけでもない。結局、自分自身がその苦しみを背負うしかない。
 お役所は責任など取りようがない、これは日本の政治システムでは現状どうにもならない。だから、技術的な仕事をする人は、その技術をきちんとマスターして仕事をするしか自分の身は守れない。高校や大学ではそのように指導はしているけれども、その教育を受けている当人にそうした意識がまるで欠如しているのも事実だったりする。教育機関にもそうした教育に十分な人材が配置されていないのもまた事実だろう。

 結局、命を懸けた屍、の上にしか未来が築いていけないような社会に成りつつある。

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■大洗被曝事故はレベル2、深刻度6番目 規制委暫定評価
(朝日新聞デジタル - 08月02日 11:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4698006

 原子力規制委員会は2日、日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで作業員5人が被曝(ひばく)した事故の深刻度について、国際原子力事象評価尺度(INES)で8段階のうち上から6番目の「レベル2」(異常事象)と暫定評価した。治療にあたっている量子科学技術研究開発機構は、最も多い人の内部被曝量は50年間で100ミリシーベルト以上200ミリシーベルト未満と算出している。

 INESは原子力事故の深刻度を算出した尺度で、レベル0(尺度以下)からレベル7(深刻な事故)まで8段階ある。今回の事故直後、原子力機構は「肺から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出され、内部被曝量は50年で推定12シーベルト」と発表したが、量子機構の詳しい調べで、体の表面に残っていた放射性物質を誤計測していたことが判明した。

 INESでは、東京電力福島第一原発事故が最悪のレベル7と評価されている。
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