幸福は、向こうから飛び込んでくるものではない。
自分の心が、幸福を呼ばなければ、幸福は来やしない。
清水栄一「中村天風に学ぶ絶対積極の言葉」より。
「不運に生れついても、幸せに生きている人がいる」という。
逆に言えば、幸運に生れついても、不幸せに生きている人も確かにいるものだ。運不運と幸不幸とは必ずしも一致しない。
こうしてみると、運不運に関係なく、幸せに生きることができるということだ。
人生を不幸にする要因は、病気と貧乏と煩悩である。煩悩は思考のあり方と様々な人間関係から起こる。
いずれも心の持ち方ひとつで克服することが出来るのではないか。
生れたとき、或いは物心つくまでの境遇に関係なく、自分の命を自分で運ぶのは、あくまで自分が責任者であることを忘れてはならない。自分がどういう生き方を運ぶか。幸不幸はその生き方の中にいかに自分を生かしきるかにかかっている。
身に着けた一枚の布を、毎日洗濯をして毎日身にまとい、飾り物ひとつなく、貧しい人の中でも最も貧しい人のために東奔西走して生涯を終えたマザー・テレサは、不幸せだったろうか。
いつも微笑みを絶やさない彼女のおもざしには不幸の影がない。
明日はきっとよくなる。「力と勇気と信念」をもって強く願望し強く確信し強く予期して行動するとき、幸福はすでに芽生えてきているはずだ。
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