■稀勢の里敗れる 夏場所初日、鶴竜・照ノ富士も不覚
(朝日新聞デジタル - 05月14日 18:19)
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今年も、大相撲五月場所の季節になりましたね。横綱として国技館御披露目の場所となり、第72代横綱稀勢の里への熱狂的とも言えそうな注目の中、やはり先場所の左胸部の筋肉の負傷の影響への懸念が集まりましたが、東の正横綱として上がった結びの一番は左が全く使えず小結嘉風に何もできずに一方的に押し出されて黒星発進、結び前の横綱鶴竜も小結御嶽海を土俵際に追い詰めながら不用意な引きで呼び込んで押し出しで不覚を取り、遠藤の寄り切りに屈した大関照ノ富士とともに二横綱一大関が敗れる展開の初日となりました。
今日の嘉風との一番でも53本と言う莫大な数の懸賞がつくほど、世の関心と注目を一気に集めた今場所の稀勢の里ですが、連覇を果たした先場所後の巡業や今月3日の稽古総見にも現れず、関取衆との稽古が満足にできなかったようで、土俵入りこそテーピングのない姿だったものの、賜杯返還の際に左肩をかばうような持ち方をして出てきており、左胸部の負傷が結構深刻な状況になっているのが見てとれましたね。テレビ解説の第52代横綱北の富士はその持ち方で状態の異常を指摘していましたが、左半身にテーピングをして土俵に上がった稀勢の里は左肩に力が入らず、何もできずにずるずる下がって呆気なく勝負あり。どうやら、こんなコンディションで今場所15日間土俵を務めあげることなど出来るのか、それが注目となるのではと思います。
さて、先場所途中休場の横綱白鵬は初顔合わせの千代の国を左差しから土俵際に追い詰めながら千代の国の突き落と喰らって、行司も千代の国に軍配を上げかけたほどでしたが、千代の国の左足の踏み込みが認められて“拾った”白星と言える展開で白星発信。稽古は順調と言われましたが、やはり“寄る年波”を感じましたね。
その他。横綱日馬富士が関脇琴奨菊を寄り切りで下して白星発進、休場明けの大関豪栄道は隠岐の海を下手出し投げで退け、大関トライアルとなる関脇高安は大栄翔を叩き込みに下してそれぞれ白星発信。新入幕では小柳改め豊山が魁聖を寄り切りに仕留めた一方、阿武咲は大翔丸の突き落としに屈して黒星発進となりました。
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