自動車王と呼ばれたヘンリー・フォードは、思想家トラインが書いた本を常に携帯し、
落ち込んだときや壁にぶつかったときには、いつもそれに目を通し、心のスイッチ・チェンジを図ったといいます。
・・・・・トラインの書の翻訳書として、吉田利子「人生の扉をひらく万能の鍵」(サンマーク出版)、谷口雅春「幸福はあなたの心で」(日本教文社)があります。私の座右の書として何回も読んでいます・・・・・。
また京セラの創業者・稲盛和夫氏も良書を何度も読み返して魂を発奮させたといわれます。
植西聡氏「マーフィー 奇跡を起こす魔法の言葉」(PHP)は、次の事例を挙げています。
ある化粧品会社の社長が次の実験をしたことがあるそうです。
営業マンを5つのグループに分け、1つのグループにだけ、毎日、人間関係学の大家デール・カーネギーの本を読むように指示したところ、翌月からそのグループだけ営業成績がダントツに伸びるようになったというのです。
その理由について社長は、「良書を読むと、俄然やる気が湧いてくる。したがって、仕事にも好影響を及ぼす。良書というものは、心の栄養剤の役目を果たしてくれているといっていい」と述べています。
フォードや稲盛さん、化粧品会社の社長のように、リーダー(Leader)はリーダー(Reader)です。良書ほど自己向上への効率のよい素晴らしい投資はないということを知っているようです。リーダー(Leader)はリーダー(Reader・読書家)といえます。
斉藤一人さんの読書ぶりも徹底しています。著書「幸福力」(マキノ出版)に一人さんの本の読み方が書いてありました。
昔は1ヶ月にだいたち50冊くらい読んだが、今は仕事が忙しいので10冊くらい。
本を読んで書いていることが「できるようになる」なるために最低でも7回読む。
1回目読むと「すごいな」と思う。
2回目には「そうだよな」と思う。
3回目には「そのとおりだあ」と思い、
4回目には「そうなんだよ」と。
5回目には「これはそのとおりだよ」。
6回目には「あたりまあじゃないか」。そして、
7回目になると「おれは昔からこういう考えなんだよ」になってくる。
「おれは昔からこういう考えなんだよ」ということは、脳が、「あたりまえ」になってくるということ。脳でこなされたとき、自然に、そういう行動ができるようになる。そこまでいくには7回は読むことだ。
(以上)
ジョゼフ・マーフィーも次のように述べています。
「自分の心に強く訴えかける言葉を探し出して、その言葉に頻繁に目を通そう。それを習慣にすることが、あなたの人生に奇跡をもたらす大きいな秘訣となる」
自分のためになる本を肌身離さず持ち歩き、あるいは、手帳に書き写し、目を通していれば、本に書いている通りの人生に近づいて行くことでしょう。
斉藤一人さんプロフィル
1948年生まれ。「スリムドカン」など、ユニークな名前のヒット商品でおなじみの「銀座まるかん」の創業者。1993年から全国高額納税者番付(総合)の10以内に、制度が廃止される2004年まで12年連続でランクインし、累積納税額も日本一。
土地売却、株式公開によらない純粋な事業所得による高額の税は異色で、「日本一の大金持ち」といわれるゆえんとなっている。
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