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2017年05月08日10:05

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渡辺和子・愛はあふれる



渡辺和子さんの講演録「愛をこめて生きる」を参考にしてまとめました。

あるとき新聞に、長距離トラックのドライバーの投書が載っていました。

その方は一晩中運転し、もう少しで目的地に到着するところで朝が来て、横断歩道を黄色い旗を持った子供が渡っていきました。
運転手さんはいまいましく思い、わざとタイヤをきしませて、トラックを止めました。
すると、渡り終えた子供がトラックを見上げて、
「おじさん、ありがとう」と笑顔で言ったそうです。

自分は、穴があったら入りたかった。これからは横断歩道の前ではスピードをゆるめ、安心して渡らせてあげよう、渡ってもいいよ、と笑顔でサインを送ろうと思った、という投書でした。

優しさ、微笑み、譲り合い、「“の”の字の哲学」。
これらはお金を払う必要のないものですが、貰った人には大きな価値があるものです。周囲に幸せと平和をもたらす大きな価値をもつものです。


マザー・テレサが初めて来日されたとき、こんな話をされました。
「日本の町並みや建物の立派さ、人々の洋服や持ち物のきれいさにびっくりした。
でも、あの立派な邸宅の中で、夫婦にいたわりや思いやりがないとすれば、また、親子に暖かい会話と優しい笑顔がないとすれば、カルカッタの泥でこねた小屋に住んでいる夫婦、親子よりも貧しいといわなければならない」

お互いがお互いを責める、そんな家庭、社会であってはいけないと思います。
私たちは環境の美化や大気の汚染の防止に、お金も心も使っています。
でも、私は「不機嫌」も立派な環境汚染だと思っています。

不平不満が多く、相手が悪いとばかり言っていれば、ある意味で周囲に猛毒を放射しているのと同じことになります。 (以上)

私は、お互いに励まし合い、生きることを助けあう言葉や微笑を大切にしたいと思います。
そして、時には、振り返ってみて、自分が家庭、学校、職場、人との交流の場の空気を汚していないか、と反省することも必要だと思います。



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