『土曜ワイド劇場』『日曜洋画劇場』が消滅 いまテレビに求められているものとは
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テレ朝が「日曜洋画劇場」と「土曜ワイド劇場」を終了させるそうで、特に「日曜洋画劇場」は前身のNET(日本教育テレビ)時代(初期は土曜だったらしい)から半世紀以上の歴史がある番組であり(いつの間にか不定期化されていたようだが)、古くから落ち着いて楽しむために2時間規模のドラマや映画枠を作ってきた、ある意味“佳き伝統”を終了させてしまうとは、テレ朝は何を考えているのだろうと、正直、残念な印象がありますね。
「日曜洋画劇場」と言えば、何と言っても忘れられないのが淀川長治の解説でしたね。放送する作品をいかに楽しんでもらい、いかに興味を引き出すか。実に巧く、説得力がありました。往年の物真似のネタの定番的存在であり、「また、お会いしましたねー」、番組のエンディングでの「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」と言うお馴染みのフレーズなど、亡くなって19年が経とうとしている現在もなお強い印象を残している人でもありました。
かつてはどこかの局がどこかの曜日で21時台からの2時間枠の映画番組をやっていた民放各局ですが、日テレやフジテレビで話題の作品を「地上波初登場」と称して放送することがある(最近はフジテレビが「アナと雪の女王」をオンエアした)一方、そう言う話題作のオンエアの機会がなくなってしまったのも番組の衰退の一因になっているのかもしれませんし、やはりその競争力の低下も、テレ朝の撤退の理由なのでしょう。
亡くなる前日まで解説をやっていたとも言われる淀川長治の“遺志”を、テレ朝がうまく継ぐことができなかったのが撤退の結果と言えるなら、テレ朝はしっかり淀川長治の供養をしておく必要がありそうな気がしますね。
「土曜ワイド劇場」もろとも、後釜の番組はニュースものになるようで、土曜の番組にはディーン・フジオカが参加することも話題にのぼっているようですが、他がやっていますし、ニュースをやるとは、どこか安易な印象を感じますし、苦戦しそうな気がするのが正直なところですね。数々問題を起こすのがテレ朝のニュース番組の側面でもあり、テレ朝にアレルギーを持つ人も少なからずありますし……。
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