帰国してからは仕事に追われていますが、留守録しておいたテレビ番組を少しずつ見ています。
その中の一つが、ベタですが、NHK紅白歌合戦です。
実は今の日本のポピュラー音楽については周りも呆れるくらい無知なんですが、職業柄、日本のポップカルチャーを全く知らないのもまずいですし、日本語の新しい表現にもアンテナを張っていたいので、とりあえずここ数年、毎年録画して、飛ばし飛ばしですが、見ていました。
2016年度の紅白歌合戦では、個人的に1つ、関心がありました。ドラマ「逃げ恥」で話題になった「恋ダンス」(というか、星野源の「恋」)。実はドラマを見ていないので、曲も聞いたことがありませんでした。
星野源、イケメンじゃないけど、かわいいな〜、と思って歌を聴いていたら、突然「夫婦を超えてゆけ」というフレーズが飛んできました。
な、何だ、この意味深なフレーズは!?
昭和の歌謡曲は、聴いたら直ぐに意味が分かるものが殆どだと思うんですが、この「恋」、歌詞を聴いてもなかなか意味がつかめません。
幸い紅白は歌詞がでるので、再度見てみると、女言葉(〜わ)と男言葉(腹を空かせて)が交互に出てくるので、男女の対話かな、と思うんですが、中に、「恋せずにいられないな 似た顔も虚構にも」というくだりがあり、「似た顔」というのは、なにこれ、もしかして同性のことを暗に指しているの!?と思いました。
疑問に思って、学生にはレポートで引用を禁じているウィキペディアを見てみると、「楽曲の歌詞は同性や異性、LGBT、フィクションの世界といった昨今の多様な恋の形について歌われたラブソングとなっている。」とありました。
いつの間にか、日本も少しずつかもしれないですが、前進しているんですね。ちょっと嬉しくなりました。
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