「笑顔教室」代表の野坂礼子さんは、滋賀県の山奥の通称「ありがとう村」で、世界平和の祈りに命をささげている通称「ありがとうおじさん」に2001年に会い、「ありがとう」の言霊について深い真実を学びました。
以下、野坂礼子さん「人生を変える言葉 ありがとう」(PHP)から引用します。
「ありがとう」は、「有り難い」「有ることが難しい」と書きます。「こんなことが起きるのは、めったにない。これは奇跡だ」というわけです。
「こんな奇跡を起こしうるのは、神しかない」という意味を根底に含んでいるのが、「ありがとう」という言葉なのです。「ありがとう」ならば宗教宗派を超えています。
英語の「サンキュウー」は、サンク(感謝する)ユー(あなたに)であり、あなたと私しか登場しません。しかし大和言葉の「ありがとう」には、感謝している私、感謝される相手、そしてこのような奇跡を起こしてくださった神と、三者が登場するのです。
日本人は「ありがとうございます」と言うたびに、無意識に神なる存在を確認しているのです。
だから、日本人は本来神なる存在を心の奥深くに宿しており、特定の神を信心しなくても、クリスマスには突如クリスチャンに混じってイエス様の誕生を祝い、7日後のお正月には神社に行って神様に1年の無事を祈り、人が亡くなると今度はお寺からお坊さんを呼んで、お経を上げてもらい死者を弔うのですね。
日本人は宗教的節操がないとよく言われるようですが、そうではなく、心の無意識層に神聖を宿している国民なので、教団や宗派に固執する必要がないのです。だとしたら、これは宗教戦争など無縁の素敵なことです。
実は、「ありがとうございます」という言葉は、神様に出会う言葉であり、一音一音に意味とパワーが宿っていたのです。
以下は、ありがとうおじさんに教えて頂いたそれぞれの意味です。
◆「あ」・・・絶対、光、光源、命の本源であり、すべての始まり。
《部屋の光源は蛍光灯であったりしますが、宇宙の光源は、「あ」で表される命の本源であり、神そのもののことです。「あける」「あかるい」「あきち」など光がいっぱいになることに「あ」がついていることでも、それはよくわかります。また心身のエネルギーが不足してきたとき思わずあくびや伸びをし、「あーあー」と発声するのも、実は宇宙エネルギーを補っているのです。だから、どんな国の人も例外なく、伸びやあくびをするときは「あ」の発声なのです》
◆「り」・・・宇宙は、らせん状にすべてが組み合わさっている。
《宇宙の法則によると、すべては周期を持っていて繰り返されています。たとえば春夏秋冬と繰り返し、また春がくるというふうに。しかし、同じところをくるくると回って繰り返しているのではなく、たとえば去年の春1年生だった子は、今年は2年生といったふううに、必ず成長しているので、らせん状を繰り返しているということができます。その無限のらせん状の組み合わせによって、宇宙は出来ているのです》
◆「が」・・・「か」をだぶらせて「輝きに輝く」という意味で。「無限に無限に輝いている」事を指す。
◆「とう」・・「十字」すなわち、縦横の組み合わせと見る。または「ありがたし」で「た(と)」はタ行音で縦、「し(う)」がサ行音で横。相対に別れた両極を組み合わせて一つのものを作り上げる。
《男と女、光と影、時間と空間、左と右、表と裏、陰と陽などすべては両極の組み合わせで出来ているのが宇宙の構造です》
◆「ご」・・・「こ」をダブらせて「凝り固まって凝り固まって」「物質化して物質化して」という意味。最高表現が物質化して無限の表現をとり、この世ができている、凝り固まることによって魂的なものになり、さらに物質的なものになっていく。
◆「ざ」・・・「さ」をダブらせて「サラサラ流れる」。宇宙のすべてはさらさらという素晴らしい響きをもって移り変わっていく。爽やかな、清々しい、すばらしい素敵な響きである「さらさら」と命の流れ、光(エネルギー)の流れがあり、移り変わっている、というのが「ざ」。
◆「ま」・・・「完全な、完璧な、まったき」という意味。
◆「す」・・・「絶対の中心に統一されて戻る」という意味。(絶対中心=神)
◆「ます」・・「ま」と「す」を合わせると「必ず増える」という意味で、今現れたものがさらに大きく良くなる、増える、栄える、というのが「ます」の意味。
全体の意味を見てみると、「絶対(神)から現れた無限に輝いたものが、現実にこの世にまで物質化して現れて、それが完璧な姿をとって、また現れては(神)なる中心へ戻っていく」という意味で、自然に循環している意味が含まれています。
「『ありがとう』で神様の光(エネルギー)、性質を表し、『ございます』で神様の光が物質化してこの世やこの世の現象を作っている」ということを表しているようです。
このように、「ありがとう」はすなわち宇宙エネルギーのことで、宇宙の統一神を表し、「ございます」は「ここにいらっしゃいます」という意味にもなるのです。
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