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2016年10月13日09:25

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(再)祈りの学問的研究について


ハーバード大学、コロンビア大学等々で祈りの研究
最近、米医学界では東洋医学などの伝統医学をはじめ、漢方薬、鍼灸、瞑想、音楽、信仰などの医療に及ぼす効果についての研究が、非常に活発化しているそうです。

特筆すべきは祈りの効果を、ハーバード大学、コロンビア大学などの権威ある大学が、競って研究に乗り出し、全米120に及ぶ医大のうち、「信仰と医療」問題を取り上げる大学は、10年前までは3校どまりだったのが、2004年には70校を超えるようになったそうです。

心の持ち方が身体の状態に強い影響を与えることは、人類は古来より経験上知っていたましたが、それが今、科学的に実証されようとしているのです。
そして、週に1回以上、教会へ通っている人の場合、無宗教者と比べて2割以上も寿命が延びるという調査が発表される等、その研究発表は1200例を超えているといわれます。

心臓病患者393人による祈りの実験結果
とくに有名なのは、心臓病患者393人による実験で、他人に祈られた患者はそうでない患者より、はっきり治療効果が上がるということが分かったのです。

以下、ラリー・ドッシー「魂の再発見」(春秋社)によります。

元カリフォルニア大学の心臓学教授ランドルフ・ビルドは、厳密な実験によって、祈りによって大変な治療効果があることを証明しました。 
 
実験はサンフランシスコ総合病院のCCU(心臓病集中治療室)に入院中の患者393人を対象に、10ヶ月にわたり行われた。
393人の患者はコンピュータにより無作為に分けられ、祈られるグループ192人と祈ってもらわないグループ201人に分け、臨床実験で行われる厳密な基準を適用して行われた。
患者、看護婦、医師も、どのグループにどの患者が入るかを、知らないという厳格さであった。

患者のために祈る人たちを全国のカトリックとプロテスタント教会、さまざまな宗教グループに呼びかけ、患者のために祈ってもらった。
祈る人には患者のファーストネーム、病名、現在の状況を簡単に知らせ、毎日その患者のために祈るように依頼した。しかし、祈り方については、なんら指示はなかった。
患者1人につき祈る人は5人から7人の割合であった。

結果は衝撃的であった。祈られた患者グループは、祈られないグループに対して、驚くほど良い治療効果を示したのだ。

抗生物質を必要とした患者の数は、祈られないグループの6分の1であった。
祈られたグループでは心臓疾患の結果、肺気腫になった人が、祈られないグループの3分の1であった。

祈られたグループでは人工気道を確保する気管内挿管を必要とする人はいなかった。一方、そうでないグループでは12人が人工気道を必要とした。

この結果を見て、ウィリャム・ノーラン博士は、
「この研究は精査に耐えうるものだ。・・・・・・・ おそらく、われわれ医師は『一日3回祈ること』と処方箋に書くべきなのだろう。祈りは効くのである」と述べたといいます。

そして実験が「祈り」でなく、新薬や新しい外科の手術の方式であれば、「医学界の快挙」とか、「治療に突破口が開かれた」と華々しく宣伝されたはずだと言われました。

また、この実験から、祈りの効果は距離と関係しないこともわかりました。
サンフランシスコ総合病院の心臓病患者に対する祈りに関して、病院から遠い東海岸側からの祈りも、西海岸にあるこの病院に近いグループからの祈りも、距離に関係なく、同様の効果があった、ということです。

つまり、病院のすぐ側で祈るのも、何百キロ離れたところから祈るのも、効果は全く同じだということです。

従って、病人のすぐ側にいることができなくても、遠くから祈ってあげるだけでも、病状の進行を防いだり、痛みを和らげたりすることができるのです。遠く離れた両親の無事を祈ることも、はっきり効果があるといえます。


スピンドリフトによる実験
10年以上にわたり祈りの効果を客観的に研究しているスピンドリフトという組織があります。そこでは麦の発芽と祈りの関係を実験して、祈りの方や祈りの時間の長さ等々、効果ある「祈りの方法」について調査をしました。
麦のほかに大豆についても同様の実験を行いましたが、全く同じ結果でした。

実験の結果、「祈りの方法」に関し、次のように、非常に重要なことがわかりました。

1.祈りは実現する。
麦の発芽の実験で、祈られたグループの種子のほうの発芽率がはるかに高かった。(何度実験しても同じであった)・・・・祈りは発芽の成長に効果があった。

2.苦しい時ほど祈りの効果がる。
発芽しにくいように、麦の種を浸している水に塩分を加える実験で、塩分の濃度を増やすほど(つまりストレスを多く与えるほど)祈りの効果が大きかった。
このことは、祈ってもらう人が重い病気であるほど、あるいは、つらい、不幸な境遇にあるときほど、祈りの効果が大きいのです。

3.祈りの量は祈りの効果と比例する。
麦の発芽の実験で、祈る時間を2倍にした場合は、発芽率が2倍になりました。
このことは病人のために祈る場合、時々、祈る場合よりも、いつもその病人のことを思いながら、できるだけ多く、祈りの念を送ってあげるほうが、病人のためによいといえます。

4.対象を明確にした祈りが効果的。
祈りが効果を持つためには、誰に対して祈るか、或いは何に対して祈るかと、はっきり祈りの対象を明確にして、祈るほど、祈りの効果があるのです。
このことから、ただ漠然と祈るよりも、「病気のAさん、Bさん、Cさん、Dさん」と一人一人を意識しながら祈るほうが効果が大きいのです。

5.祈りの対象の数が増えても効果は減らない。
例えば種子を用いた実験では、種子の数が多くても少なくても、結果は同じでした。
このことから、祈りの対象数がいくら増えて、例えば1人の人への祈りであろうと、5人、10人であろうとも、祈りの効果は変わらないのです。

6.祈りの経験の長い人ほど祈りの効果が大きい。
実験によって、祈りの経験の長い人のほうが、浅い人よりも大きな効果を生むということが分かりました。
ですから「困った時の神頼み」で、急に思い立って祈る人よりも、ふだんから神棚や仏壇に向かってお祈りをしている人の祈りのほうが、はるかに効果が高いのです。
その意味では、神主や僧侶、神父、牧師さんの祈りの効果は大きいと思います。

7.「無指示的な祈り」は、「指示的な祈り」より効果が大きい。
「無指示的な祈り」は、「指示的な祈り」より効果が大きい。
スピンドリフトの研究者の最も重要な功績は、「無指示的な祈り」と「指示的な祈り」を区別したことです。

「指示的な祈り」とは、例えば、ガンが治癒すること、苦痛が消えることなど、祈る人が特定の目標やイメージを心に抱いて祈ることです。いわば祈る人は宇宙に「こうしてくれ」と注文をつける祈り方です。

無指示的な祈りは、なんらの結果も想像したり、注文したりせずに、ただ、「最良の結果になってください」とか「神の御心のままにしてください」と宇宙を信じてお任せする祈り方です。

実験結果では、「指示的な祈り」と「無指示的な祈り」のどちらも効果は上がりましたが、「無指示的な祈り」のほうが「指示的な祈り」の2倍以上の効果をもたらすことも多かったのです。

スピンドリフトの研究者たちは、この結果を見て、「科学的な見地から見れば、どうすべきかを知っている『力』が存在するという事実は衝撃的です」と語っています。

祈りによって愛にあふれた知性とつながる時、その「どうすべきを知っている『力』」は、祈りの対象を最適な状態に向けて動かし、その対象の本当のニーズに最も合った方向へと導くのです。

考えてみれば、いかに私たちの日常生活の中で、「自分にできることは祈るしかない」という場面が多いことでしょう。このような時に祈りがこのような効果があるという事実は、私たちに大きな自信と勇気を与えてくれます。

また、常に他を思い、幸せを祈る心を持ち続けることの大切さと、大いなる存在への「み心のままに」という「おまかせ」の願いの大切さをあらためて強く教えられました。



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