中矢伸一氏「嬉し嬉し 人生の磨き方」(経済界)からです。
人間である以上完璧ではないし、悪口を言われたりすることもあると思います。
それがあからさまな「悪口」でなくても、批判や陰口、噂話、嫌味、八つ当たり、セクハラまがいの発言、お客さまからの叱責など「言葉」によって傷つくことは多いものです。
また、最近ではこうした会話以外にも、メールなどの言葉(文字)によるトラブルも増えていて、いちいち気にしていたら身が持たないほどです。
自分では全然悪くないと思っていても、あることないことをいわれるのも「メグリ」です。本当にメグリがなくなると、悪く云われることもなくなるわけですが、人間、悪くいわれることによって成長することもあるわけですから、悪口は気持ちのいいものではありませんが、本当は「ありがとう」なんです。
でも、その前に「なぜそんな身に覚えのないことをいわれるのか、なぜこんなイヤな思いをしなければならないのか」を考えなければいけません。
自分でも気づかないうちに、人を傷つけたり、迷惑をかけていたのかもしれないと、まず客観的に自分を見直すクセをつけましょう。
ただ、悪口や批判に対して無反省に何をいわれても「ありがとう」だけを繰り返していると、「あの人は何をいっても全然懲りない」「話が通じない」と周囲の評価を下げ、誰も何もいわなくなってしまう。そのことがコミュニケーション不足を生み、無用なトラブルを誘発する原因になりますから、注意が必要です。
「すべてに感謝」もよいのですが、それが度を過ぎたポジティブ思考に陥ってしまっては意味がありません。ポジティブ一辺倒に行きがちな人には、ちょっとネガティブな部分も入れたほうがいいと思うし、反省や後悔が先行して自分を責めてしまいがち人には、もう少しポジティブになってほしい。要はバランス、中庸がいちばんいいのです。やはり「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
日月神示の言葉
「そなたはよく肚(はら)をたてるが、肚がたつのは慢心からぞ。よく心得なされよ。下肚からこみあげてくる怒りは大きな怒りであるから怒ってよいのであるなれど、怒りの現わし方をできるだけ小さく、できるだけ清く、できるだけ短くしてくだされよ」
「己の行できておらんと、人の悪口云わなならんことになるぞ。己の心日々夜々改めばならん。心とは身と心のことぞ」
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