斎藤一人さんの言葉です。
この世で人間が一番求めているもの、それは自己重要感です。
でも、人というものは、どうしてだか知らないけれど、他人の欠点ばかりに目がいってしまう。他人の自己重要感を満たそうとはしない。奪うことばかりを考えるのです。
でも、そんなことにエネルギーを使うのは無駄です。そんなことはやめたほうがいい。人の欠点を100個みつけたところで、あなたの生活は一向に良くなりません。
そんなエネルギーがあるのなら、もっとほかの使い道を見つけたほうがあなたのためになります。そのほうが自分のためになるし、世間も喜びます。あなたを賞賛します。
他人に自己重要感を与えることができないのは、自分が完璧な人間だという自信がないからです。
相手が持っている「良いもの」を見つけて褒めることです。
たとえば、相手の髪の毛を見て、それがきれいだったら、相手に言うのです。
「あなたの髪の毛はきれいですね」
そういわれると、相手は喜びます。相手の長所を、あなたは利用したことになるのです。
ですから、私は、うちの会社の人間たちに
「人を褒めなさい。いいところを見つけなさい」
と言うのです。
社長から、部長から、課長から、
「君が頑張ってくれるから助かるよ」
と声をかけられれば、
「自分は重要な人間なのだ。私が頑張ったから会社の業績が伸びたのだ」
と考えるでしょう。そう考えると、嬉しいでしょう。
そんなことをしながら、一つ、また一つ、ひとりでも多く、もっと多くの人に自己重要感を与えるのです。私もそうやって、今のように人に対して重要感を与えることができるようになりました。
いつも部下の尻をたたいて、叱って、動かそうとしても、人は動きません。褒めて、褒めて、褒めるということです。
褒める気がないと、褒められないのです。いつも、「どうやったら人を褒められるかな」
と言いながら探しているのは、結構大変なものです。
悪口なんていうものはいくらでもある。人のアラは30でも40でも見つけられるのです。でも、人のアラなんか、いくら見つけても、人から嫌われるだけです。友達を失います。やめてください。
人はいいところを見つけるほうが大変なのです。大抵の人は、今迄、さんざんアラ探しをやって名人になったのだから、もう卒業です。これからは、いいとこ探しをやりましょう。
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