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2016年08月26日23:08

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画期的な判断


 道路を走っていて、

 「落石注意」

 の標識にはよく出会う。


 正直、落ちてくる石、に注意するのはほとんど不可能、あるいは神業に近い、と感じるが、
 標識は、「落石が多いので、道路上に落ちている石、に注意して走行」

 という意味にとっている。

 日本には、川伝いに走る道路は多く、狭くなっている地形では、山の山肌に沿うように道路が作られている場所は数知れない。

 そうした場所で、落石そのものを防止する、ということも、現実的に難しいと感じる。

 お天気の悪い日、土砂災害の危険が高い日に、余り危険なエリアにはいかない。

 というのが、一番の安全策に思える。


 落石に当たって死ぬ。


 これは、確率的にかなり低いが、

 もっと稀な現象。
 隕石に当たって死ぬ。
 雷に打たれて死ぬ。
 落ちてきた飛行機の部品に当たって死ぬ。

 などよりは、確率的に高いかもしれない。
 なんといっても、日本には落石が起こりそうな場所が五万とあるのだから、、、、、


 と、言っても、落ちてきた石に当たって死ぬのは、「運が悪いとも感じた」

 この事故のニュースを聞いたとき。

 だからといって、これと言って対策は考えにくい、と感じた。

 それ故、亡くなられた方には気の毒だが、
 やはり運が悪かったのだろう
 と思った。
  



 島根県が、遺族に1億円ものお金を支払うのは、大きな英断、と感じる。

 おおよそ、交通事故は、道路構造のまずさ、が大きな要因となっているのは確か、
 しかし、国も道路管理者も、利用者に安全運転を促すのは必死だが、
 道路上の問題点は、なかなか解消してくれない。


 信号の不備。
 標識の不備。

 という、道路設置の段階で容易に回避できる問題から、

 カーブの半径。
 分岐の紛らわしさ。
 道路逆走防止策。

 など、まじめに取り組んでほしい問題は多々ある。


 現状で、こうした問題点で事故が起こっても、道路管理者がお金を支払う、というケースは

 
 落石に当たって死ぬ


 確率より、低いのではないか?
 と感じる。



 日本の地形で、道路を安全な場所に設置する。
 というのはそう簡単ではない。
 
 また、トンネルを掘ったら安全か、というと


 巨岩がトンネル上部から落下した。 とか
 トンネルの天井が落ちてきた。 とか

 まあ、トンネルにした方が安全にはなるのだろうが、しかし


 どうして?

 という事故は起こる。



 防止策を講じるのは良いが、
 安易な防止策よりも、通行止め、などを徹底した方が事故は確実に減らせる。
 勿論、道路管理側が、「危険」 と判断できる、それなりの材料も逐次新しい情報で更新する必要がある。


 道路に頼った社会。
 それが、実際には多くのリスクを抱えている、という認識も必要。

 道路は、つながってさえいれば、行きたいところに行ける。
 ので、インフラとしては強力で、なおフレキシブルなサービスが提供できるわけだが、


 公共交通、時に鉄道の軽視による損失、これを見直す必要はある。
 鉄道みたいに、ものすごく安全な交通機関はなかなか生み出せない。

 近年でもいくつかの問題点を指摘できる。

 青函トンネルの新幹線開通で、貨物が割を食っている。
 JR北海道の危機的状況。
 夜行列車の衰退。


 青函トンネルは、せっかく本州と北海道を安全に結んだのである。
 なぜ、貨物を締め出すような方向に動いたのか?
 距離的には、北海道は旅客輸送で航空機に勝てる領域ではないので、貨物を優先した方が現実的だった。(貨物の後ろに客車繋いでも十分使えると思うが)

 JR北海道は、国鉄分割民営化後、ずっと利益が上げられない体質になって、十分な車両更新も出来ないまま、現状鉄路(軌道の維持)すら危うくなっている。
 民営化したのだから、とほったらかしにせずに、政府が北海道の鉄道についてはまじめに対策を講ずるべでだ。



 夜行列車は、経費が掛かり鉄道の財政を圧迫する、のは確かなのだろうが、より危険なバス輸送で多くの人命が失われているのは周知の事実。

 夜間の保線作業との兼ね合いもあるだろうが、首都圏と地方を結ぶ路線なら、十分な乗客を集められるだろうし、東京ー大阪 のようにビジネス利用に活路を見いだせる路線もあったはずだ。
 鉄道側の努力不足と、社会の認識不足が大きい。


 小学校で、

 「太陽エネルギーはクリーンで環境によい」

 みたいな、使えない教育をするより。

 「鉄道は安全で、社会インフラとして重要」

 とか、まじめに教えるべきだろう。
 子供は、基本的に全員 「鉄」 だと思ってよい。

 そういう教育が行き届いていたら、鉄道は衰退しないよ。


 車がないと 「暮らせない」 地域が増えてしまったのが問題。

 車の運転は、かなりの確率で、「命を落とすかもしれない」 危険。
 と、ちゃんと教えないといけないし、社会側が認識する必要性が高い。

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■落石直撃で女子大生死亡、1億円賠償へ 島根県が遺族に
(朝日新聞デジタル - 08月26日 13:36)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4161861

 島根県邑南(おおなん)町の県道で5月、走行中の軽乗用車を直径約1メートルの落石が直撃し、助手席の大学生の女性(当時18)が死亡した事故で、同県は管理責任を認めて遺族(広島市在住)に約1億円の損害賠償を支払うことを決めた。県は事故の再発防止に努めることで遺族と示談する方針で、9月8日開会の県議会に補正予算案を出す。

 事故現場は山間部で、防護網が張られていなかった所から落石した。県の再発防止検討委員会は「強風と木の根が石を押し上げたことが原因」と指摘。大きな衝撃に耐えられる防護網を設け、ワイヤロープで石を固定するなどの再発防止策を今月提言した。
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