■「武豊の父」ターフの魔術師・武邦彦氏が死去。騎手として、調教師として、父親として競馬界を引っ張ったレジェンド
(Business Journal - 08月12日 15:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=175&from=diary&id=4140332
JRA初の3,000勝騎手・武豊と武幸四郎兄弟の父・武邦彦と言えば、1970年代の前半にロングエースで日本ダービーを制し、翌年のタケホープで菊花賞、さらにその翌年にキタノカチドキ(史上初の単枠指定馬となった)で皐月賞に優勝して4歳馬(当時は競走馬の年齢を数え年で示していた)のクラシック三冠を達成した騎手となり、さらに後年、トウショウボーイで有馬記念を制するなど数々の名勝負を展開、通算1163勝を挙げた「昭和の名騎手」の一人でした。シャープで気品があり、そして強く、子供心にその名前は記憶に深いですね。
騎手を引退して調教師に転じたのと同じ頃に三男の豊が騎手デビュー、追って弟(四男)の幸四郎が続いたわけですが、重賞を立て続けに制覇し海外遠征も多数こなして通算3000勝を挙げ、現在の競馬界を引っ張る騎手の第一人者たる武豊にこうした素晴らしい実績を残した父がいることも、近年のファンなどの間ではあまり知られていないのかもしれず、武邦彦の名前もずいぶん久しぶりに耳にした感じがありますね。
父子で同じ道を歩んだアスリートで子が父の実績を上回るのは、海外ではMLBに目を向けると本塁打のMLB記録を持つBarry Bonds(父はBobby Bonds) やHall of Fame(野球殿堂)入りを果たした二塁手Roberto Alomar(父はSandy Alomar Sr.)、同じくHall of Fame入りの2632試合連続出場の名遊撃手Cal Ripken Jr.(父は同名Sr.)、今年Hall of Fame入りの強打の外野手Ken Griffey Jr.(父は同名Sr.)などが知られている一方、日本では共に横綱となった貴乃花(第65代横綱)と兄の(三代)若乃花(第66代横綱)(父は元大関貴ノ花→鳴戸→藤島→二子山親方)くらいで、その点でも“貴重な存在”と言えるかもしれません。
その偉大な父親が77歳で亡くなった、と。まだ競馬界のために数々のメッセージを発することができたかもしれません。ご冥福をお祈りいたします。合掌。
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