伊能言天(いのうげんてん)氏のブログ、『神との対話』の解説文です。
http://www5.airnet.ne.jp/shimin/sub201-1-kami.htm
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(2) 神の宇宙創造
� 〜和ぬ榲�と宇宙創造
神の宇宙創造は、すべての根源である神が、自らの性質(神性)を体験するために、自分の姿に似せて被造物を創造しました。
「存在のすべて」である神は、絶対の存在であるため、概念としての知識はありましたが、体験としての知識はなかったのです。そこで、相対的な世界、すなわち宇宙を創造し、体験的に、あるいは実感的に、自らの神性を知ろうとされたのです。
絶対的世界は、存在自体であり、それを体験的に知るには、相対的世界でなければならないのです。
たとえば、容姿など自分について全く知らない人間が、光や音など、五感で感じるものが何もない、部屋の中にいるとします。そこでは自分について知る方法が、何もありません。
そこに、1点の灯りが出現したとします。すると、自分と灯りとの距離、灯りの大きさなどによって、自分の位置や大きさなどを、知ることができます。さらに灯りが明るくなって、自分の姿が映し出されれば、自分の容姿も、見えてきます。
このように相対的世界では、他者との相対的関係をもつことによって、自分自身を知ることができるのです。
宇宙は、物質的世界と、霊的世界からなっています。
要約すれば、神の宇宙創造は、無形の神すなわち「存在のすべて」の神が、無数にある神性を表現して有形的な宇宙を創造し、まさに自分自身を鏡に映すようにして、自分を体験するために、行なわれたのです。
それは、画家が、自らの脳裏に浮かんだ無形のイメージを、キャンパスに描いて表現し、それを客観視することにより、喜びを実感することと、似ているといえるでしょう。
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神は、神ご自身の性質と能力を分与した魂を創造されました。それは、神の分身(分霊)といえます。魂は、宇宙創造の時に、決められた数だけ創造されています。
神の分身である魂が、物質的世界の人間に宿ることにより、いろいろな体験をします。したがって、人間は、魂-精神-身体という3層になっています。
魂自身が自らを体験的に知ることによって、神ご自身も自らを体験的に知ることができるのです。
いいかえれば、魂の目的は、神から分与された、概念としての知識を、人間の精神、身体による活動、すなわち人生において実体験し、体験としての知識を体得することです。
魂が実体験するときに、神ご自身も無形なる絶対的な自分自身(神性)を、有形的に実体験しているのです。
神の分霊が魂ですから、魂は、神と一体です。したがって魂の目標は、母体である神の無形なる神性を実体験して成長、完成し、分霊する前の神に帰一することなのです。
このように、神ご自身も、自身の分身たる魂とともに共同して、無限に、成長・変化し続けるのです。
�� 人間の創造と人間の構成要素
人間は、魂の乗り物として、創造されました。したがって、人間は、魂、精神、身体からなっています。
魂は、神の分霊として個別性をもちながらも、全てがつながっています。それを、家の中の空気に例えられています。
空気はすべてつながっているものですが、家の中では、各部屋ごとの独特の空気、例えば、台所なら食物の香りがする、リビングルームはそれ特有の雰囲気があるというように、個と全体がつながっています。しかも、屋外の空気ともがつながっています。
魂も、それと似ています。人間一人ひとりの魂の個別性はありますが、それらは、決して別々に分離しているのではなく、つながっているのです。
それがもし、実感できれば、他者を無視した独善的な考えや行動は、他者だけでなく、自分をも害しているといえるのです。他者のために与えることは、自分に与えることになるのです。
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