■黒田博樹、7回零封で日米通算200勝達成! 広島で121勝、メジャーで79勝
(ベースボールキング - 07月23日 21:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=212&from=diary&id=4107987
黒田博樹(41歳)が「日米通算200勝」ですか。NPB通算121勝目を7回115球、5被安打9奪三振無失点の好投で飾って、MLB(DodgersとYankeesの二チームに在籍)での7シーズンに79勝を挙げて、しめて200と言うわけですが、あくまでも日本のNPBと米国(一球団カナダに本拠地)のMLBは違うプロリーグであり、規模も試合数も、様々な条件が違う中でのプロ生活であるため、まずそこを重視して考えたいですね。
それにしても、専修大学から広島東洋カープに入団したのが平成9年で今年でプロの野球人生活20年目の黒田博樹ですが、33歳だった平成20年にMLBのDodgersに活躍の場を移してからは、最初の2年間は10勝に届かなかったものの、コントロールの良さで先発ローテーションの一角を占める活躍を続け、一昨年までの7シーズンに79勝79敗、あと僅かで1000奪三振、あと一チーム(Tigers)を残してMLB全30チームから勝ち星という活躍で、年平均で約11勝と同時期に渡米した選手の中でも特に安定した成績を挙げていたのが印象的でした。
http://www.baseball-reference.com/players/k/kurodhi01.shtml?redir
にMLBでの成績がありますが、「いつかは広島に帰る」という意向を示していると言われていたことに加え、39歳だった一昨年の成績が若干低下していたことを考えると、その年を最後にNPBの広島でのプレイを選択することが発表されたことには「ああ、その時が来たのか」と冷静に感じたものでした。
MLBでも律儀に1年契約を続け、Yankeesにいた一昨年の年俸が$16Mくらいになっていたと記憶しますが、FAとなった際にMLBのいくつかのチームからのオファーがあった中、広島での年俸が4億円くらいになったことで、「(当時の日本円で)約21億円の提示を蹴った」という点について「男気」という言葉が流行語のように飛び交ったことに、当時違和感を持ちましたね。年俸のことがあまりにクローズアップされ過ぎ、どこか本末転倒な印象がありました。
「日米通算」の話に戻りますが、MLB3,000安打まであと4に迫っているイチロー(Marlinsに在籍)がMLB2,979安打を放った当時、「日米通算でPete Roseの記録(4,256安打)を抜いた」と話題になり(それについて当のPete Roseが批判的な論調のコメントを発していた)ましたが、「日米通算」とはあくまでもNPB側が「渡米してMLBで挙げた成績も含めて“プロ野球”での成績として扱い、表彰する」として「名球会」入りの基準とするということであり、その内訳(NPBでいくつ、MLBでいくつ)を問題にしない基準でもあるわけで、海の向こうのプロリーグにどれだけアジャストし、どれだけの成績を、実績を挙げたかは問わないわけですね。
今は広島にいる黒田博樹。大学からのプロ入りである彼のプロの野球人の成績の“一区切り”として、静かに祝いたい記録と考えたいと思います。
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