思いと健康
恐れは人間を弾丸にも劣らぬ速さで殺すことさえあります。病気を恐れながら生きている人たちは、やがてそれを実際に手にする人たちです。あらゆる種類の不安が肉体を混乱させ、混乱した肉体は病気に対して無防備です。
●父に聞いたことがあるんです。
戦争で兵隊さんがたくさん餓死してしまった悲劇がいくつもあるけれど、あれはお腹がすいてしまって死ぬんじゃないんだと。明日食べる物が何もないという恐れから絶望して死んでしまうんだと。
●人間はけがれた思いをめぐらしつづけている限り、けがれた血液を手にし続けることになります。
● きれいな心からはきれいな人生ときれいな肉体が創られ、けがれた心からはけがれた人生とけがれた肉体が創られます。
● いくら食生活を改善しても、自分の心を改めようとしない人間は、ほとんど効果がありません。しかしながら、つねに清らかな思いをめぐらせるようになったとき、人間はもはや病原菌を気づかう必要さえなくなります。そのときから人間は、とても自然に体に悪い食べ物を好まなくなります。
●肉体は心の召使です。それは心の中でめぐらされる思いにつねにしたがっています、意識的に選ばれる思いであろうと、反射的にめぐらされる思いであろうと、まったく関係なしです。
●肉体は暗くけがれた思いにつきしたがい、病気や衰退へと沈んでいくともすれば、楽しく美しい思いにつきしたがい健康と若さの衣を身にまとうこともします。
●きれいな思いはきれいな習慣を創りだします。
●自分の心を洗わない聖者は聖者ではありません。自分の心を強化し浄化した人間は、その時から、もはや病気とは無縁になります。
● もし、あなたが自分の肉体を完璧な状態にしたいのなら自分の心を守ることです。肉体を再生したいのなら、心を美しくすることです。悪意・羨望・怒り・不安・失望は、肉体から健康と美しさを奪い去ります。
●憂鬱な顔は偶然の産物ではありません。それは憂鬱な心によって創られます。醜いシワは、愚かな思い、理性を欠いた思い、高慢な思いによって刻まれます。
●90歳を超えても若々しい老女、20歳くらいなのにひどく老け込んだ若者…。この違いは、前者は優しく明るい心の結果であり、後者は理性を欠いた思いといらだちの結果である。
●正しく生きつづけている人たちにとって、老化はとてもゆるやかで穏やかです。かれらは静かに沈みゆく太陽のように徐々に円熟味を増しつつ年齢を重ねていきます。
●楽しい思いはどんな医者よりも上手に肉体から病気を一掃します。善意はどんな癒し人よりも、速やかに嘆きと悲しみの影響を霧散させます。
●悪意・皮肉・疑い・羨望などで心を満たしつづけているとき、人間は自ら創りあげた牢獄の中に自らを閉じ込めているようなものです。
●つねに愛に満ちた思いをめぐらしながら、あらゆる人に抗意を抱き、あらゆる人と楽しく接し、忍耐をもってあらゆる人の中に良いものを探し続けることは、天国への王道です。
●あらゆる生命体に対する深い思いやりとともに毎日を生きる人間には、大いなるやすらぎがもたらされます。
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