ゲーリー・ズーカフ「魂をめぐる物語」(サンマーク出版)からです。
あなたの誕生は、新しい物語のはじめではありません。それは、あなたが生まれる前に始まっていた物語のつづきなのです。
ひとつ前のエピソードが終わった場所から、物語が再開します。ひとつ前のエピソードは、死とともに終了しました。あらゆるエピソードが、地球学校においては、そうやって始まり、終わりを迎えます。つまり、誕生とともに始まり、死とともに終わるわけです。
地球学校では、主人公がエピソードのたびに異なった話し方をし、異なった行動をし、異なった服装をします。たとえばあるエピソードの中でメキシコ人の母親であったかと思うと、べつのエピソードの中では中国人の貧農になり、さらにまた別のエピソードの中ではドイツ人の尼さんになり、というようにです。
人公がどんな役割を演じるかは、あまり問題ではありません。たとえ演じる役柄が異なろうと、それぞれのエピソードが。より大きな同じ物語の一部なのです。その、より大きな物語は、その人の魂の物語です。
地球学校では、あるエピソードの中で誰かを裏切る役を演じた俳優は、多くの場合、別のエピソードの中で、誰かに裏切られる役を演じることになります。あなたは、自分が誰かに対して行ったことを、自らも必ず体験することになるのです。ときには、それを、いまのエピソードの中、つまり、今回の人生の中で体験することもあります。しかし、多くの場合は、別の人生の中で体験することになります。
これは、東洋で「カルマ」と呼ばれている法則です。いくつものエピソード、すなわちいくつもの人生を体験するシステムは「輪廻転生」すなわち「生まれ変わり」として知られていますが、このふたつは一体であり、切り離すことのできないものです。
あなたの映画の中に、あなたが好んで選択したりするはずのない苦痛に満ちた体験が登場してくるのには、こんな理由があったのです。その種の体験は、あなたが作った前の映画、すなわち、あなたの魂の物語の前回のエピソードから、持ち越されてきたものなのです。
その映画も、あなたがいま出演中の映画と同じく、あなたの魂の物語の一部です。でも、あなたの五感には、その物語は見えません。あなたの五感に見えるのは、あなたがいま出演中のエピソードだけです。
もしあなたが、あなたが出演している映画のすべてを見ることができたとしたら、そのときのあなたの目には、あなたが生きている人生が、とても異なったものに映るはずです。
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