ゲーリー・ズーカフ「魂をめぐる物語」(サンマーク出版)からです。
前略「
すべのものが宇宙の一部
私たちの誰もが、同じことを学ぼうとしています。アラブ人は、ユダヤ人といっしょに生きるすべを学ぼうとしています。白人は黒人といっしょに、アジア人はヨーロッパ人といっしょに、男は女といっしょに、大人は子どもといっしょに生きるすべを学ぼうとしています。
私たちはいま、いっしょに生きることは、それだけでお祝いなのだということに気づきつつあります。1人の悲しみは、私たちすべてにとっての悲しみです。喜びも同じことです。
地球学校の中で生きるということは、誰にとっても容易なことではありません。私たちの貴重な人生の中で、互いに愛し合うこと以上に価値のあるものがあるでしょうか?
行うことが困難なものほど、それを行うことで得られるものの価値が大きくなります。
でも、もし私たちが、お互いを、地球上の衣服を身につけた魂たちとして見るようになったとしたら、互いに愛し合うことは、とても容易なものになります。
自分を地球用の衣服として見ていたときに重要に思えたことの多くが、それほど重要に思えなくなります。肌の色が黄色いこと、茶色いこと、白いことなどが重要に思えなくなります。
フランス人であることも、インド人であることも、アメリカ人であることも重要に思えなくなります。
裕福であること、貧しいこと、若いこと、年老いていること、女であること、そして男であることも、あまり重要ではなくなります。
「自分たちはみな、地球学校の中でいっしょに生きてきている魂たちであり、それ以上に重要なことは何ひとつない」と考えるようになるからです。
私たちのうちの誰かが傷ついたとしたら、それは全員にとっての悲しみです。誰かが幸せを感じたとしたら、それは全員にとっての幸せです。私たちはみな、同じ約束の地で暮らしているのです。その土地は、私たちのそれぞれに属しています。と同時に、私たちのそれぞれが、その土地に属しています。
その土地は宇宙です。約束の地は、ほかにはありません。パレスチナは宇宙の一部です。イスラエルも宇宙の一部です。イスラム教徒もユダヤ教徒も、男も女も、キリスト教徒もヒンドゥー教徒も、知識人もスポーツ選手も、同じように宇宙の一部です。馬も、牛も、鳥も、豹も、そして花さえも、同じ宇宙の一部です。そしてもちろん、地球も宇宙の一部です。
私たちの五感では知覚できないものもまた、宇宙の一部です。五感が知覚できないものは、たくさんあります。しかしながら、いまや私たちは、それらのうちいくつかを知覚できるようになりつつあります。多感覚的になってきているからです。
私たちは非物理的なガイドたちをもっています。彼らもまた宇宙の一部です。
私たちは非物理的な教師たちももっています。彼らもまた宇宙の一部です。すべてが宇宙の一部なのです。
絶対に離れたくない家族
私たちはいま、宇宙の住民になりつつあります。私たちはいま、あらゆる人間と、あらゆるものを、自分たちの家族の一部として見始めています。 その家族は、言うなれば宇宙家族です。
そしてそれは、誰もが絶対に離れることのできない家族です。ここであなたは考えるかもしれません。人間誰しも、家族から開放されたいと願うことが、ときにはあるのではないだろうか?
その心配は無用です。私たちは宇宙の住人になると、家族から一時たりとも離れたくなくなるからです。そのとき私たちは、つねにいっしょにいたくなります。そして、調和、協調、分かち合い、生命に対する畏敬の念を、とても自然に促進したくなります。そのとき私たちは、リーアのグループと、パレスチナ人たち、そして彼らを訪ねたイスラエル人たちが行ったように、愛を分かち合いたくなります。
自分は、あらゆる人間とあらゆるものからなる家族の一員である、ということを知ることで、私たちはとてもいい気分になります。そして、それは、そのときに私たちが、「自分はいま、以前には夢に見ることさえできなかったものになろうとしている」ということを、肌で感じているからです。
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