人を利するは 実(まこと)に己を利するの 根基なり。・・・・前集17
(人のためにはかることが、結局は自分の利益となって返ってくる)。
小処 に滲漏(しんろう)せず、暗中に欺隠(きいん)せず、末路に怠荒(たいこう)せず、わずかにこれ個の真正の英雄なり。・・・・前集114
(細事の処理にも手を抜かない。人目のないところでも悪事に手を染めない。失意の時でも投げやりにならない)。
むしろ人の欺きを享も、人の詐(いつわ)りを逆(さか)うるなかれ。・・・・前集129
(人に騙されまいと神経をとがらせるよりは、むしろ甘んじて騙されたほうがマシだ)。
群疑に因りて 独見を阻むなかれ。・・・・前集130
(周りに支持されないからといって、自分の意見を変えてはいけない)。
一念貪私(いちねんたんし)なれば、便(す なわ)ち剛を銷(け)して柔となし、智を塞(ふさ)ぎて昏(こん)となし、一生の人品を壊了す。・・・・前集78
(私利私欲のために生きると、あなたの良さは消え去ってしまう。一生を台無しにしてしまうことさえある。
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