「安岡正篤一日一言」致知出版)より。
要するに人を離れて事は無い。施政者は天下の為に士を重んぜねばならぬ。
それではいかにしてその士を識ることが出来るか。
人を観るには通常五の要点がある。すなわち
容貌姿態、
言語動作、
衣装服飾、
気韻精霊、
風度温籍(ふうどおんしゃ)
である。
但し容貌や言動や服飾は、要するに皮相な形而下の問題であり、又風度温籍は気韻精霊から自然に造詣すべきものであるから、結局、気韻精霊の一言に尽きる。
※気韻精霊・・・気品、精神
※風度温籍・・・人間としての格・度量の大きさ
※安岡正篤(やすおか まさひろ/)先生
大阪市出身の陽明学者・思想家・教育者。
多くの政治家や財界人の精神的指導者や御意見番として知られる人物であり、安岡先生を師と仰いだ政治家には「吉田茂」「池田勇人」「佐藤栄作」「福田赳夫」「大平正芳」など歴代の首相も名を連ねています。「日本の黒幕」とも呼ばれた人物です。 また、先生は終戦勅語を起草した方としても知られています(1898年2月13日‐1983年12月13日)。
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