■綱とりの琴奨菊に土 3横綱は白星 大相撲春場所5日目
(朝日新聞デジタル - 03月17日 18:59)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3903123
大相撲三月場所五日目、日馬富士、鶴竜、白鵬の三横綱はそれぞれ栃ノ心を取ったり、宝富士を掬い投げ、碧山を上手投げに退け一敗を守りましたが、三人が全勝だった大関陣のうち豪栄道が初顔となった琴勇輝の突き倒しに、先場所優勝の琴奨菊が隠岐の海の叩き込みにそれぞれ屈して一敗に後退、関脇嘉風を寄り切りに仕留めた稀勢の里が上位陣でただ一人全勝を守り、前頭11枚目に後退している逸ノ城と勢の二人の平幕と三人が全勝で並ぶ展開となりました。
今場所最大の注目は大関琴奨菊の「綱取り」と言われていますが、昨日までの四日間は得意のがぶり寄りが効果的で内容の良い一番が続き、懸念されていた稽古量も十分な印象を持てるほどの土俵を務めていましたが、今日も立ち合いから右差しでがぶりを見せたものの隠岐の海に土俵際で左足一本で粘られ、小手投げからの叩きで土俵下へ。隠岐の海の左足と琴奨菊の手がほぼ同時に土俵を割り、行司が迷ってやや時間がかかって隠岐の海に軍配を挙げる微妙な一番なので物言いがつきましたが、協議にやや時間がかかって軍配通りに隠岐の海の勝ち、琴奨菊は五日目に土がつきました。立ち合いからの動きが良かったとは言え、相手への警戒感がもう少しあればと思える一番となりましたね。
もう一人、一敗に後退した角番大関の豪栄道は初顔の琴勇輝が今日の相手。大関が突っ掛けて二度目の立ち合いとなりましたが、琴勇輝が終始前に出て突進、大関は何もできずに突き倒されて勝負あり。内容に波があるとは言え白星を続けてきた豪栄道ですが、ここからずるずる行ってしまうことも少なからずあるのがこの大関であり、賜杯レースに残れるのか、注目となるでしょう。
その他。三横綱は勝つには勝ちましたが、日馬富士を除いてはかろうじて挙げた白星で、鶴竜は小結宝富士に上手を許してずるずる後退、土俵際の苦し紛れの掬い投げで“九死に一生を得る”一番。結びの白鵬は二度目に立って様子見から肩透かしや下手投げを試みるも不発、両差しを許す展開から1分弱を要して上手投げで辛勝。それぞれ相手に善戦を許す一番となりましたが、特に31歳となった白鵬の相撲には「磐石」という言葉が感じられない印象があり、いくらかの衰えは否めない感じを持ちました。
さらに、昨日不覚の大関照ノ富士は高安を掬い投げに仕留めて一敗を守り、平幕の逸ノ城は御嶽海を速攻で泳がせ後ろを向かせて送り出し、勢は入幕二場所目の正代を掬って崩して前に出て寄り切り。前頭11枚目に下がった逸ノ城は攻めに時間がかかる一番もありましたが、波に乗ったか白星が重なり、左足脛の怪我を抱える勢も地元の大声援を背に、好調な土俵を続けている印象がありますね。
ログインしてコメントを確認・投稿する