mixiユーザー(id:5089039)

2016年02月25日10:26

732 view

言志録17「造花の跡」

【現代語訳】心静かにして天地万物の創造化育の跡をみると、皆少しの無理もなく、しいて事をかまえたようところが全くない。

【原 文】 静かに造化の跡を観るに、皆其の事無き所に行なわる。 (言志録17)

「自分が」という自己主張が一つもない。この言葉に何時も反省させられます。
川上正光全訳「言志四録(1)」に次のように書いてあります。
我々も、万事、自然に任せて、無理をしないのが宜しいということであろう。筆者は相馬御風の歌を思い出す。
「大空を、静かに、白き雲は行く、
    われも静かに 生くべかりけり」
・・・・以上 。


※相馬御風は早稲田大学校歌「都の西北・・・」「春よ来い」等の作詞家として有名です。

※言志四録は、江戸末期、佐藤一斎が後半生の四十余年にわたって書いた語録であり、『言志録』、『言志後録』、『言志晩録』、『言志耋(てつ)録』の4書の総称で全1133条からなっています。
「言志四録」は人生の知恵を記したものとして坂本龍馬、吉田松陰、勝海舟、西郷隆盛、伊藤博文、山形有朋など数多くの幕末の志士たちが範とした名著で全4巻、1133条からなり、今もトップリーダたちの座右の書として高く評価されています。
とくに維新の英傑である西郷隆盛はこの「言志四録」を座右の銘として繰り返し、反復熟読したといわれ、その中から101条を選んで「南州手抄言志碌」として残したほどです。



3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年02月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
2829