バガヴァッド・ギーターの第2章を読んでいますと、般若心経の不生不滅、不垢不浄、不増不減と同じ考えなのに驚きました。
以下、般若心経の教えと共通する部分を田中 嫺玉「神の詩―バガヴァッド・ギーター 」より抜粋してみました。
<第十二節>
私も、君も、ここにいる主たちも
かつて存在しなかったことはなく
将来、存在しなくなることもない
始めなく終わりなく永遠に存在しているのだ
<第十三節>
肉体をまとった魂は
幼年、青壮年を過ごして老年に達し
死後捨身して直ぐ他の体に移る
自己の本性を知る魂はこの変化を平然と見る
<第十六節>
物資と精神の本性を学んで
真理を徹見した人々は
非実在(肉体)は現象(あらわれ)ても持続はせず
実在(魂)は永遠に存在することを知る
<第十七節>
一切万有にあまねく充満しているものは
決して傷つかず 壊されもしない
たとえ如何なる人でも 方法でも
不滅の魂を滅ぼすことはできないと知るべきだ
<第十八節>
生きとし生けるものは永遠不滅であり
その実相は人智によって測りがたい
破壊され得るものはただ肉体だけである
<第二十節>
魂にとって誕生はなく死もない
元初より存在して永遠に在り続け
肉体は朽ち滅びるとも
かれ(魂)は常住して不壊不滅である
<第二十一節>
このように魂は不生不滅 不壊不変である
<第二十二節>
人が古くなった衣服を捨てて
新しい別の衣服を着替えるように
魂は使い古した肉体を脱ぎ捨て
次々と新しい肉体を着るのだ
<第二十四節>
個々の魂は壊れず 溶けず
燃えることなく 乾くことなく
燃えることなく 乾くことなく
何処でも いつまで
不変にして 不動 常住の実在である
<第二十五節>
それは(魂)は五官で認識することはできない
目に見えず人智では想像も及ばぬもので
常に変化しないものと知り
肉体の為に嘆き悲しむな
<第二十六節>
またもし魂(生命の徴候)が誕生と死を
絶え間なく 繰り返すものと
君がたとえ考えていたとしても
悲しむ理由は何もない。おお大勇の士よ
物質次元で生活している大衆が“真”と見るものは、真理を体得した人にとっては妄想である。般若心経の「遠離一切転倒夢想」とありますが、まったく同じ考えを<第六十九節>で述べています。
あらゆる生物が夜としている時は
物欲を捨てた賢者にとって昼である
あらゆる生物が昼としている時は
見真者にとって夜である
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