清水克衛「斉藤一人のツキを呼ぶ言葉」(東洋経済)より。
よく、子供に「おまえ、反省しなさい」と言いたがる人を見かけますが、それは違うというのが一人さんの考え方です。
だから、一人さんは、
「反省会なんて絶対やっちゃだめだよ。本気になって反省なんかしてたら、人間って落ち込むだけ」と言うほどです。
これほどまでに、一人さんは反省させることをやめさせようとするのは、「反省は完璧主義者のすることだからだ」という理由によるのです。
あまり人を反省させると、失敗が恐ろしくなって、また次に失敗する。そうすると今度は、「なぜ同じ過ちを何度も繰り返すんだ」と怒り出す。
一人さんによると、これが完璧主義者の特徴だということになるのです。
一人さんは、「人間というのは、恐れていたことがまた起きるようになってるんだよ。そういう特徴があるの」と言います。
このことは子供を育てるときにも注意しなければいけないことです。
一人さんは子供に反省させるよりも大切なことがあると言います。
「反省なんかさせるよりも、『ああ、よくできた、よくできた。次のときは、こことここをうまくやれば、もうちょっとうまくいくよ』と言うほうが大事なんだよ」。
つまり、反省よりも褒めろということです。
たとえば、子供のテストの成績が悪くても、「勉強しなかったからでしょう。反省しなさい」などと言うのではなく、「この問題はちゃんとできているね。よくやったね」という具合に、少しでも出来ているところを見て、それを褒めろということです。
その理由について、一人さんはこう続けて言います。
「結果として出てきた数字が何点だろうが、その人にとってはそれが一回目の100点なんだよ。満点なの。で、二回目にこれを改良しようよ、ということになる。すると、二回目に出た点も、やっぱりそれが満点なの。おんなじことで、三回目も満点なの」。
これもまた、不完璧主義の考え方から来ています。
子供に反省させるのは、完璧主義の態度です。
それよりは、反省より褒めることを大切にする、不完璧主義の子育てをしたいものです。
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