高浜 再稼働差し止めの仮処分
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原発事故というのは他の発電所事故とは根本的にその性格が異なる。
例えば、火力発電所が爆発したら、それは重大事故だとは思うが、その効果は局所的であり永続化することはないと思われる。
これに対して、原発事故の場合、その効果は重大であるのはもちろん、広域的かつ永続化する可能性が高い。事故の時点から原発は人間では制御不可能な怪物になる。
だから、原発事故防止策を立てるとしたら、二重三重のものが必要だと思う。
自然災害による原発事故に対してはそれでいいのかもしれない。
しかし、こんな危険なものがあったら、有事の際に敵対勢力は、そこを攻撃する可能性があると考えるのが自然ではないだろうか。
日本政府は集団的自衛権を認めたから、そういう危険性は相対的に高まっていると思う。ISは日本を敵と見なしているし、日本の近隣には、戦闘機で日本の領空侵犯をしている大国や日本本土を飛び越すようなミサイルを発射した国もある。
もし原発が攻撃されたら、なす術はないだろう。
そういうことがないようにするためには、防衛力を完璧なものにする必要がある。強い軍隊が必要だ。
しかし軍隊が強くても、911のような奇襲戦法やテロリズムが行われる可能性だってある。スパイが暗躍しないとも限らない。それらの対策もしなければならない。
結局、原発というのは今のところ人類には制御不可能になる可能性が高い代物であって、未だ研究段階にある途上の技術であるのではないか。
放射能除去装置や放射能除去システムが開発されない限り危険すぎて使ってはならないものだと考える。
経済のために再稼働を認めるべきとの意見もある。しかし、福島の事故を思い出してみてほしい。あの事故で、本来なら東電は潰れてもおかしくないくらいの損害を周りにもたらした。
それに、原発をこれからも稼働するとなると、使用済み核燃料は増える一方だ。それをどこに貯蔵するかという問題もある。
まだまだ言いたいことはたくさんあるが、以上のようなことを考えたら、今回の裁判所の判断は妥当だと思う。
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