mixiユーザー(id:5089039)

2015年02月24日07:31

1016 view

趣味と脳の若返り効果

金子満雄医学博士は、浜松市内の老人クラブに出席した65歳以上の約1200人の人たちについて知能テストを行い、痴呆の有無を調べました。

そのテストで、
早期痴呆の疑いのあるお年寄り130人(早期痴呆グループ)と、
優秀な成績をおさめたお年寄り124人(優秀グループ)
の趣味について調べました。


注:金子満雄医学博士は2万1千人の痴呆患者を治療し、痴呆治療で世界一の実績をもつ。浜松医療センター顧問。


趣味と脳の若返り効果
囲  碁   (優秀グループ)23人   (早期痴呆グループ)2人
将  棋   (優秀グループ)19   (早期痴呆グループ)6
マージャン  (優秀グループ)10   (早期痴呆グループ)1
生け花   (優秀グループ)14    (早期痴呆グループ)1
茶  道   (優秀グループ) 7    (早期痴呆グループ)3
楽器演奏   (優秀グループ)26    (早期痴呆グループ)2
音楽鑑賞   (優秀グループ)18    (早期痴呆グループ)5
民  謡   (優秀グループ)23    (早期痴呆グループ)27
カラオケ   (優秀グループ)11   (早期痴呆グループ)6
俳句・短歌   (優秀グループ)19   (早期痴呆グループ)2
読  書   (優秀グループ)37    (早期痴呆グループ)13
編み物・手芸 (優秀グループ)25   (早期痴呆グループ)19
裁  縫   (優秀グループ)29   (早期痴呆グループ)23
園  芸   (優秀グループ)44   (早期痴呆グループ)25
旅  行   (優秀グループ)66   (早期痴呆グループ)52
ゲートボール (優秀グループ)65   (早期痴呆グループ)33



囲碁を趣味にしている人は、優秀グループに23人いたのに対して、早期痴呆グループには僅か2人でした。楽器演奏や俳句・短歌なども同様の結果が出ました。

逆に、民謡は優秀グループよりも早期痴呆グループに入っている人の方が多く、旅行や裁縫、編み物なども両者の数が拮抗していました。

このことから金子満雄先生は、頭の活性化には創作、工夫、応用に頭をよく使い、感動をもたらす趣味がよく、物まねや同じパターンの繰り返しはあまり影響は少ないと言っています。

「面白くてやめられない」というのが頭の活性化によいようです。

カラオケの成績が意外によくないのは、昔覚えたナツメロばかりを繰り返し歌う傾向があるからではないか、と言っています。

金子先生はイキイキ百歳老人51人の趣味について調査したところ、51人中、碁を楽しんで打っている人が、なんと14人も見つかったといいます。

これらのことから、金子先生は痴呆予防に効果のある趣味を次のようあげています。

1.囲碁・将棋・麻雀
2.音楽を聴く弾く歌う(カラオケはあまり効果が見られなかった)
3.詩、短歌、俳句
4.ゲートボール、ゴルフおよびスポーツ観戦
5.生け花、園芸
6.目的ある読書


結局、脳の若返りに役立つ趣味は、

★変化があって絶えず決断を迫られるもの
・・・囲碁、将棋など

★イメージや好奇心をかきたて創作的作業を必要とするもの
・・・・・俳句、短歌、詩をつくる、絵を描く、楽器を演奏する、日記を書く。
という右脳を刺激するものです。


また、同じテレビを見るにしても、時代劇のような決まりきった筋立ての番組よりも、毎日新しい情報が得られるニュースやスポーツ番組、あるいは感情移入できるドラマの方が右脳を活性化します。

芸術家に認知症なし
「芸術家はボケ知らず」といわれます。画家や彫刻家はもともと長寿の人が多く、100歳を超えようとするのに現役で活躍する人が少なくありません。

日本美術連盟の会員で油絵画家の円良行さんは「私の知っている画家でボケた人は誰一人いません。やはり、絵を描くことは、脳を若々しく保つのに大変興亜があるように思えます」といわれ、円良さんに油絵を学ぶ生徒さんの中に、油絵を描きはじめたら、記憶力が高まった、物忘れが減ったという人が大勢いるとさえ言っています。

碁打ちに認知症なし
金子先生は、「私の痴呆外来の患者さんも、すでに2万1千人を超えたが、老人性痴呆になる人には、「碁が好き」とか「いつも碁を打っている」とかいう人は、まず見当たりません。
老人性痴呆で重度まで進んでいない患者さんが、若い頃少しでも碁を打ったことがあると、聞きますと、思わず万歳と叫びたくかなります。碁で直す治療法があるからです」。

「また、老人クラブに出席した65歳以上の約1200人について調べてみると、その中の約13%の人に痴呆の傾向(軽い前痴呆を含む)が見られますが、驚いたことに、老人会や囲碁クラブで碁を打っている高齢者約2000人の中には、ほとんど痴呆の傾向が見られなかった。
“碁打ちにボケなし”という私の考えは確信に近いものになりました」。

趣味は多いほど若返りによい
金子先生は「趣味やスポーツに興味があるほど痴呆の頻度は少ない。一般にかくしゃく老人は、たくさんの趣味があるが、ボケ老人では趣味を探すのに苦労する」といいます。

脳へ多様な刺激を与え、人生を楽しみ心豊かに生きるためにも、何か打ち込める趣味やスポーツがほしいものです。




2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年02月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728