心の持ち方が人生を決めるといわれますが、 ロバート・オンスタイン他「脳ってすごい!」(草思社)に面白い学問的な研究があります。
マトニバ大学のモッセイおよびシヤビイロ教授は65歳以上の高齢者3000人を対象に次の調査を行いました。
まず、自分の健康についてどう思うかという質問をし、 「不良である」から「健康である」まで段階的に回答を求めました。
同時にそれぞれの人について医学的データーによって健康状態を客観的に評価しました。その結果は驚くべきものでした。
客観的には健康がすぐれていないのに健康だと答えた人は、客観的には健康であるのに健康でないと答えた人よりずっと長生きすることが多いのです。
健康自己評価の度合いと死亡危険度との関係を示した調査結果です。
健康自己評価が
「非常に健康」の人の死亡危険度 → 1.0
「まあ健康 」の人の死亡危険度 → 1.5
「健康でない」の人の死亡危険度 → 2.5
マーシー・シャアイモフ「脳にいいことだけをやりなさい」(三笠書房)にも、明るい前向きの生き方が、いかに大切かということを証明しています。
★ケンタッキー大学の研究チームは180人の修道女を対象に、彼女たちが20代からつけていた日記を調べました。 前向きな気持ちを多く記していた修道女は、ネガティブな気持ちを多く記していた修道女より、平均して7年も長く生きたのです。
★幸せを感じている人は、平均的な人より風邪を引く割合が35%少なく、インフルエンザに対する抗体が50%も多くつくられます。
★幸福感や楽観思考のテストで高得点をとった人は、心血管疾患、高血圧症、伝染病にかかる確率が低いという結果が出ています。
★ユーモアを失わず、いつも自分を幸せだと思っている人は、そうでない人より長生きします。とくにガン患者においてその違いは大きく、ガンになってもユーモアを失わなかった人は、そうでない人より早期に死亡した割合が70%も少ないという調査結果があります。
感じるのは心だ
だから
自分の心で
すべてのことを
幸福にしてしまいなさい
身に病があろうとも
運命に非なるものがあろうとも
心まで病ますな
心まで悩ますな
・・・・・中村天風
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