年収ン百万だの、やれ安定だのと、結婚相手への散文的な”理想”は聞いててうんざりだが、
オンラインゲームに対する妄想なら、好き勝手垂れ流してもまあ許されるのではあるまいか。許される。許せw
「世界は用意した。あとは好きに生きろ」
これが、私の好みとするオンラインゲーム。
RPGというよりは、ワールドシミュレーター。
構築された仮想世界の、一介のひとり、有象無象の一粒として、そこに立つ。
約束された英雄譚などない。
一般にRPGというと、剣と魔法。言い方を変えれば、モンスターと戦うことを必然とするゲーム。
戦って、レベルアップして、装備買い換えて、より強いモンスターと戦う。
それもいいが、それは数あるRPの中のひとつでしかない。
RPG。
ロールプレイイングゲーム。
平たく、わかり易く言えば、ごっこ遊び。
子供の頃遊んだ、○○ごっこ。
○○の中には、何が入ってもいい。
おまわりさんでも、ドロボーでも、お店屋さんでも、奥さんを口説く洗濯屋さnうわなにをすr
それなのに、多くのRPGで提示されるのは、勇者ごっこばかりだ。
戦わずに生きる道があってもいい。
海へ出て魚を獲り、市場へ卸して金銭を得る漁師。
その魚を、干物にしたり、かまぼこにして加工収入を得る者。
さらには干物を、内陸の街へ運んで貿易する商人。
それを狙う悪党になってもいい。
PK。プレイヤーキラー。他のプレイヤーキャラを殺す行為。
常に議論の的になるが、あってもいいと私は思う。
悪党がいるなら、賞金稼ぎがいる。
もちろん、システムが用意するモンスターもいる。自衛または、護衛が必要になる。
通常イメージされる冒険パーティーにしても、突然裏切られて後ろから刺される可能性がある。
ただ、悪事にはペナルティーが伴わなければならない。
リアルでも、人を殺せば、刑務所に入るか死刑になる。逃げ続けるにしても、逃亡生活には著しい制限がかかる。
PKが問題になるのは、ほとんどの場合、行為そのものよりも、行為とペナルティーが見合っていないことに起因する。
人(プレイヤーキャラ)を殺したあとで予想されるペナルティーを考えると、とうていPKなどできない。
それはそれでいい。
システム的にどうあっても危害を加えられないのと、選択の結果として危害を加えないのとでは、まるで違う。
信義か打算かはさておいて、殺ればデきる危険な世界で、裏切らずに目的を遂行したパーティーメンバーには
システムでは用意できないパラメーターが上昇するだろう。
それを”信用”という。
多彩な様式で、多彩な生き方ができる世界。
剣士に転職したから剣が扱えるのではなく、剣で戦うから剣士と呼ばれる世界。
システム的には、ジョブ制(レベル制)を排して、スキル制がいい。
好きにできるが、身につけられる技能には限界があって、何でも出来る万能超人にはなれない。
たとえば、弓が扱えて調理もできる。
すると、一方で専門の弓兵に劣り、もう一方で専門の料理人に劣る。
それでも、山に分け入り、狩猟しながら肉を加工するスタイルには合っているだろう。
多彩な様式で、多彩な生き方ができる世界。
多彩であるがゆえに、自分では出来ないことが生じる。そこに商取引が生まれる。
仕立て屋はパンを作らないが、パンは食べる。
流通するアイテムは、最低限のモノを除いて、プレイヤーによって生産され、消費されるのが望ましい。
その仲介・売買にはシステムの補助は要るだろう。
なぜなら、それがないと、昼しかプレイできない人と、夜しかプレイできない人の間に売買が成立しない。
生産者が減り、生産数が少なくなれば、価格は上昇。供給過多であれば下落する。
ソロプレイは可能でも、世界(他人の動向)とは無縁でいられない仮想空間。
既存のオンラインゲームのほとんどには、そういう「循環する世界」がない。
ただシステムがあるだけだ。
システム vs ひとりのプレイヤー。循環ではなく、一方通行の単純な一本線。
その一本線が、同じ箱(サーバー)に複数放り込まれているに過ぎない。
要するに、ファミコンでドラクエやるのと変わらない。
そのくせ、そのファミコンを他人と共有しているので、他人が邪魔にしかなってない。
それではいけないと、システム側が思い出したように「仲間を集めて挑んでください」と取って付けた”コンテンツ”を用意する。
飴がないと見向きされないので、おいしいアイテムを用意する。
プレイヤーは得られるアイテム目当てで、嫌々、仕方なくパーティーを組む。
それも、自分では発起せず、誰かの募集に乗っかる形で……。
面倒なことは極力自分ではせずに、効率よく済ませるのが理想だ。
だって、彼らがやっているのは、ロールプレイではなく、キャラ育てゲーなんだもの。
うん、理想のPRGじゃなくて、既存のRPG批判になってしまったw
日本で展開してるゲームって、「君こそ英雄だ、世界は君を待っている」みたいなのばっかじゃん?
そうじゃないんだよ! 「お前は村人C、その他大勢のひとりだ。主役ぅ?寝言は寝て言え」
そんな突き放したゲームがいいんだよw
だってさー、
英雄は、世界を救わなきゃいけないのかもしれないけど、
村人Cは、義務もないし、台本もないし、期待もされてない。だから村人Cは何をしてもいい!
「世界は用意した。あとは好きに生きろ」
王様のパシリよりも魅力的だと思わないかい?
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