〔 読み下し 〕
子(し)四(よつ)を絶(た)つ。意(い)母(な)く、必(ひつ)母(な)く、固(こ)母(な)く、我(が)母(な)し。
〔 通釈 〕
孔子は四つの執着を断ち切って、あの円満な性格をつくり上げて行ったのである。四つの執着とは、一に私心、 二に必遂(ひっつい)、 三に頑固、 四に我執がそれである。
孔子がいつ頃四つの執着を克服したのかはっきりとしませんが、「四十にして惑わず」とありますから、恐らく四十才頃に漸く断ち切れた、フッ切れたのではないかと思います。ということは、それ迄はこれらの執着に振り回され悩まされていたということです。
普通、「意必固我」を次のように訳しています。
意:憶測でものを言うこと。
必:自分の考えを相手に押し付けること。
固:一つの判断に固執すること。
我:自分の都合だけでものを考えること。
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