野坂礼子さん「人間、生きているだけで、ありがとう」(マキノ出版)より。
心が変われば病気も治る
笑顔セラピー(笑顔教室)で、生徒さんに「ありがとう」を唱えてもらっていますと、悩みが解消されたりすると同時に、不思議なことに病気も治ってしまう人がいます。
実際にこれまで、「腰痛が治った」「肩こりが消えた」「甲状腺の腫れが引いた」というものから、「ガンが消滅した」というものまで、病気や痛みに効いたという声が、多数寄せられています。
以前、NHKテレビで作詞家の阿木耀子さんが、膝が痛いときなどに「ありがとう」を唱えていると、足がよく動くようになったと話されていました。
「ありがとう」は心を根底から変える魔法の言葉です。心が根底から変わるのであれば、体も充分に変化することが考えられ、そのために、病気が治ったり、改善したりするのだと思います。
自分自身で治すもの
病気とは、文字通り「気を病む」と書きます。病気とは、大自然の示す方向、すなわち「元の気=元気」に逆行した結果なのです。
しかし、病気を一つのチャンスだととらえれば、その見方は変わっていきます。自分がどこで不自然な生き方をしていたのか、そのことを知るチャンスでもあります。
そうはいっても、病気を絶好のチャンスだと考えて、自分を立て直せるほど強い方は少ないと思います。また長年癖になった不自然な生き方を修正することは、とても難しいことでもあります。
しかし、こんなときも「ありがとう」をくり返せばいいのです。病気にかかっても、「ありがとう」を唱えましょう。
最初に、今まで働いてきてくれた自分の心と体に「ありがとう」と感謝するのです。
感謝とは、「感じる」と「謝る」です。
病気の場合は、病気という症状が外に出てきたことを受け止めて「感じる」のです
。
そして、自分の体に「謝り」ましょう。
「これまで酷使してきてごめんなさい」
「たくさん働かせてごめんなさい」
「胃さん、あなたを責めてごめんなさい」
などと、身体におわびするのです。
その次に、「ありがとう」を言います。病気になって、痛んだり、疲れたりしていても、働き続け、健康な状態に戻そうと頑張り続けている自分の体に感謝します。
病気になって感謝すべき理由には、もう一つあります。病気とは、実は自分の中にたまったマイナスのエネルギーが、自分の中から消えていく状態なのです。だから、大きな病気をしたあと、心がとても清められ、感謝できるようになり、幸せになった人がたくさんいるのです。
心と体の元気は、感謝なしには始まりません。今ある命に感謝し、今生きていることに感謝していれば、病気は治っていくのではないかと思います。
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