一日一回、必ず
「笑う時間」をつくる
大雨が上がって、空が明るく晴れわたる。
鳥たちが、花の上に舞い立って、羽をかわす。
枝先に芽吹いた若葉も、地上の雑草たちも、
いっせいに喜び楽しんでいる。
笑顔が消える。喜ばない。
肝心の自分の明るい心に、
フタがかぶさる。
一日も喜神なかるべからず
一日、一回でいいから、笑う時間を持ちなさい。
喜ぶようにしなさい。
それが、菜根譚の教えである。
自然界は、カラリッと晴れ上がっただけで、
なにもかもが、大喜びをしているではないか・・・・と。
自然は、人に、必ず、生きる喜びを教えてくれる。
以上、鏡野勝悟「超訳 菜根譚」(三笠書房)より。
【菜根譚】
すぐれた「人生の書」として、昔からから多くの人に読みつがれ、日本でも、先人たちはこれを「心の糧」とされてきました。
菜根は、堅くて筋が多い。これを噛みしめてこそ、ものの真の味がわかる。400年前、中国明代の末期に儒・仏・道の三教を修めた洪自誠が簡潔な語録の形でまとめたのが『菜根譚』で、短い文章であるが、含蓄ある言葉です
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