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2014年11月26日18:05

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中江藤樹 1 姑息の愛




親の子を慈愛するには、道芸をおしえて、子の才徳を成就するを本とす。当座の苦労をいたはりて、子のねがひのままに育てぬるを、姑息の愛と云、姑息の愛をば、舐犢(しとく)の愛とて牛の子をそだつるにたとへたり。


以下、ネットより。
http://www.ningen-ryoku.com/nakaetoju.html

子供を育てるのに一番必要なことは、人の生きる道、世の中の道理を教えることを根本となすことであると述べているのである。

そして、その子に合った才能を伸ばしてやれば、才徳兼備の人間になると述べているのである。

子供を育てるのに一番良くないのは、親牛が子牛をペロペロ舐めて、子牛がしたいように育てることである。つまり、ここでいう、姑息の愛ということになる。姑息の愛で子供を育てると、我慢できない、わがままな人間になるということでもある。

ということは、表面上は立派な成人に見えても、中身は、カラッポの幼児的で人間として未成熟な人格が形成されていき、社会に適応できない人間になってしまう危険性が大いにあるのである。

また、それは将に心のゆがみになって現れ、様々な人間性の欠落した事件を起こすということにもつながる。精神的未成熟期を脱しきれない大人が最近は多くなっているように思える。今の国会の答弁を見ていても、精神的未成熟期を脱しきれないでいる政治家が如何に多いことか。




次は、中江彰編「中江藤樹のことば―素読用―」(登龍館)より。

近年は一人っ子の比較的ゆたかな家庭が多くなって、どうしてもその子のしたい放題に育ててしまいかねない傾向にある。それはあたかも、親牛が子牛を舌でペロペロとなめている姿に似ている。

小さいころは、いずれの子も「直き心」の持ち主であるが、「外物」を因として知らず知らずのうちに、ゆがんだ青少年を育ててしまうのである。

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