中江藤樹(なかえとうじゅ)
慶長13年〜慶安元年(1608年〜1648年)近江国(滋賀県)出身の江戸時代初期の陽明学者。わが国初めて陽明学を講じたものとして当時の人々に尊敬された。
内村鑑三「代表的日本人」(岩波文庫)は海外向けに日本を代表する五人を紹介した本です。
西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・日連上人とともに中江藤樹をあげており、近江聖人とも讃えられています。。
http://www8.plala.or.jp/kanjizai/8a.html
★知行合一(ちこうごういつ)
知ることは行うことである
‥‥‥‥‥‥知らないじゃない知れ!
★人間は皆 善ばかりにして、悪なき本来の面目をよく観念すべし。
★人の本心は善にして悪なし、これすなわち固有の良知にして、人々皆しかり。
★われ人の身のうちに、至徳要道といえる天下無双の霊宝あり。
★人間千々よろずの迷い、皆、私心より起これり、私心はわが身をわが物と思うより起これり、孝は、その私心を破り捨てる主人公なり。
★父母の恩徳は天よりも高く、海よりも深し。
★人に生まれて徳を知り道を行わざれば、人面獣心とて形は人間なれども心は獣と同じことなり。
★臣下の良きも悪しきも、国の乱れるも治まるも、蓽竟主君の心ひとつにあり。
★政は明徳を明らかにする学問、学問は天下国家を治める政なり、本来一にして二、二にして一なるものを心得べし。
★それ学問は心のケガレを清め、身のおこないを良くするを本実とす。
★「口耳の学」を戒める
‥‥‥‥‥‥藤樹は、「口耳の学」を戒めて、心学(良知の学問)を強く説いた。耳の学とは、知ったかぶりの学問で、耳で聞いたことをひとつも心解せずに話すこと。
★文字無き大昔にはもとより読むべき書物なければ、只、聖人の言行を手本として学問せしなり。
★偽の学問は博学の誉れを専とし、優れる人を妬み己が名を高くせんとのみ
★高満の心をまなことし、孝行にも忠節にも心がけず、只ひたすらに記誦詞章の芸ばかりを務むる故に、おおくするほど心だて行儀悪くなれり。
★忠信は自慢の心根をたち捨てて誠の道を求め、明徳を明らかにする工夫なり。
★国を治め天下を平らかにする要領、謙の一字にきわまれり。
★人間は迷悟の二つにきわまれり、迷うときは凡夫なり、悟るは聖賢・君子・菩薩・仏なり。
★儒書にある所の礼儀作法をすこしも違えず、残る所なく取りおこなうを、儒教を行うと思えるは大いな誤りなり。
★周公の才ありても慢心あらば取るに足らずと孔子ののたまうも、(孔子のいう意味とは
高満の凶徳の甚だ害あるを戒め給うことなり)。
★人間の万苦は、明徳の暗きよりおこり、天下の兵乱も又、明徳の暗きより起これり。これ天下の不幸なり。
★心の本体は元来安楽なれども、惑いの塵砂にて種々の苦痛こらえがたし。
★学問は此、惑いの塵砂を洗いすてて本体の安楽に帰る道なり。故に、学問をよく努め工夫受用すれば本の心の安楽にかえるなり。
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