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2014年05月22日10:29

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原発訴訟

■「司法生きてた」勝訴に歓声=原発ゼロへ原告期待―大飯原発差し止め判決
(時事通信社 - 05月21日 21:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2891793

従来、原発に関係した訴訟で裁判所は、電力会社・国側の裁量権を重視して、住民側が敗訴するという例がほとんどだった。
例えば、原子炉設置許可の適法性にかかる伊方原発訴訟(最判H4.10.29)では、「原子炉施設の安全性に関する審査は、」「極めて高度な最新の科学的、専門技術的知見に基づく総合的判断が必要であるから」「原子力委員会の」「意見を尊重して行う内閣総理大臣の合理的判断に委ね」られる旨判示している。
これは、住民側も裁判所も、原子力に関しては素人だから専門家に任せましょうということだ。

しかし、福島事故が起きてから、状況が一変した。つまり、専門家といえども、事態を十分に把握できているわけではなく、彼らだけに任せて安心というわけではないということが明らかになった。

福井地裁判決はそういう状況を踏まえて、裁判官自身が、積極的にかなり踏み込んだ判断を行っている。

これはある意味当然だろう。
なぜなら、原子力工学や地震学の専門家といえども、福島事故は予測できなかったのだから。
また、(判決も指摘するように)原発の場合は一旦事故が起きたら、取り返しがつかない深刻な事態が生ずる。福島事故の場合は、東電は倒産してもおかしくないくらいの被害をもたらしている。だから慎重すぎるくらいの慎重さで事を決めるべきだということだろう。
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