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■室町時代、室町幕府が好き■コミュの日本全国を巻き込んだ日本史史上最大の兄弟喧嘩 観応の擾乱(かんのうのじょうらん) 多くの人にとって歴史で興味があるのは、おそらく戦国時代と幕末でしょう。これはNHKの大河ドラマが長年この二つの時代を舞台としてきたことも大きな影響を与えていたはず。  しかし戦国時代と言っても、そのほとんどすべてが特定の地方を舞台にした局地戦であり、全国的な規模の戦争と言えば、関ヶ原の戦い、それと敢えて挙げるなら豊臣氏を滅ぼした二度の大坂の陣くらいのものです。  それに比べれば、室町時代の南北朝の戦いや応仁の乱のほうが、よほど規模が大きいのです。人口に膾炙(かいしゃ)した武将が楠木正成くらいしかいないのも、人気が出ない理由のひとつでしょう。  そして、さらにこれらの戦いよりさらにスケールの大きいのが、史上空前の兄弟喧嘩、観応の擾乱なのです。  それは室町幕府を開いた初代将軍足利尊氏とその弟の足利直義(ただよし)です。 https://www.touken-world.jp/history/history-important-word/ashikagatadayoshi/ 足利直義 日本史辞典/ホームメイト 刀剣ワールド ↑ 後回しにしても結構です。  あとこの兄弟喧嘩に関わっている重要人物があと二人。リンクしたその説明がかなり長いので、これも飛ばしていただいても差し支えありません。興味が出てきた方は後からゆっくり読んでいただければ。  まずは尊氏の執事である高師直 (こう の もろなお)。 https://sengoku-his.com/1280    「高師直」最強武人は傍若無人? 『太平記』最大の悪役  そして尊氏の子でありながら認知されなかった直冬。 https://senjp.com/tadafuyu-ashi/    足利直冬 反逆の貴公子 生涯をかけて足利家に反抗した尊氏の次男  ここにざっくり手短な解説がありました ↓ https://nihonsi-jiten.com/kannouno-jyouran/    面白いほどわかる観応の擾乱!簡単にわかりやすく徹底解説    【年表付きでまとめました】 まなれきドットコム https://www.youtube.com/watch?v=ojfhxhxFxVE&t=39s    【南北朝時代】117 観応の擾乱【日本史】  要はものぐさで優柔不断で、政治にも熱心ではなく、それでも武士たちからの人気が高かった足利尊氏がトップにいたゆえの騒動でした。  これに領地や権益をめぐって対立していた武士軍団が、あちらが師直方につけば自分は直義方につくといった構図の中で、尊氏が見捨てた子の直冬が養父となった直義に付き、九州で兵を挙げたことで戦線は拡大し、さらに劣勢に立たされた直義がこともあろうに南朝と組むことで戦火は全国に広がったのです。  直義の謎の死によってひとまずの平和が訪れるのに三年の月日が流れています。 参考文献  『国史大辞典』「観応擾乱」 笠松宏至(著) 吉川弘文館  『足利直冬』 瀬野精一郎(著) 吉川弘文館〈人物叢書〉  『南北朝の動乱』森茂暁(著) 吉川弘文館〈戦争の日本史8〉  『足利義満』 佐藤進一(著) 平凡社ライブラリー〉  『足利尊氏と直義』 峰岸純夫(著) 吉川弘文館  『室町幕府管領施行システムの研究』 亀田俊和(著) 思文閣出版  『観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』            亀田俊和(著) 中央公論新社〈中公新書 2443〉

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日本全国を巻き込んだ日本史史上最大の兄弟喧嘩 観応の擾乱(かんのうのじょうらん)

多くの人にとって歴史で興味があるのは、おそらく戦国時代と幕末でしょう。これはNHKの大河ドラマが長年この二つの時代を舞台としてきたことも大きな影響を与えていたはず。

 しかし戦国時代と言っても、そのほとんどすべてが特定の地方を舞台にした局地戦であり、全国的な規模の戦争と言えば、関ヶ原の戦い、それと敢えて挙げるなら豊臣氏を滅ぼした二度の大坂の陣くらいのものです。
 それに比べれば、室町時代の南北朝の戦いや応仁の乱のほうが、よほど規模が大きいのです。人口に膾炙(かいしゃ)した武将が楠木正成くらいしかいないのも、人気が出ない理由のひとつでしょう。

 そして、さらにこれらの戦いよりさらにスケールの大きいのが、史上空前の兄弟喧嘩、観応の擾乱なのです。
 それは室町幕府を開いた初代将軍足利尊氏とその弟の足利直義(ただよし)です。

https://www.touken-world.jp/history/history-important-word/ashikagatadayoshi/
足利直義 日本史辞典/ホームメイト 刀剣ワールド ↑ 後回しにしても結構です。

 あとこの兄弟喧嘩に関わっている重要人物があと二人。リンクしたその説明がかなり長いので、これも飛ばしていただいても差し支えありません。興味が出てきた方は後からゆっくり読んでいただければ。

 まずは尊氏の執事である高師直 (こう の もろなお)。
https://sengoku-his.com/1280
   「高師直」最強武人は傍若無人? 『太平記』最大の悪役

 そして尊氏の子でありながら認知されなかった直冬。
https://senjp.com/tadafuyu-ashi/
   足利直冬 反逆の貴公子 生涯をかけて足利家に反抗した尊氏の次男



 ここにざっくり手短な解説がありました ↓

https://nihonsi-jiten.com/kannouno-jyouran/
   面白いほどわかる観応の擾乱!簡単にわかりやすく徹底解説
   【年表付きでまとめました】 まなれきドットコム

https://www.youtube.com/watch?v=ojfhxhxFxVE&t=39s
   【南北朝時代】117 観応の擾乱【日本史】

 要はものぐさで優柔不断で、政治にも熱心ではなく、それでも武士たちからの人気が高かった足利尊氏がトップにいたゆえの騒動でした。

 これに領地や権益をめぐって対立していた武士軍団が、あちらが師直方につけば自分は直義方につくといった構図の中で、尊氏が見捨てた子の直冬が養父となった直義に付き、九州で兵を挙げたことで戦線は拡大し、さらに劣勢に立たされた直義がこともあろうに南朝と組むことで戦火は全国に広がったのです。


 直義の謎の死によってひとまずの平和が訪れるのに三年の月日が流れています。


参考文献

 『国史大辞典』「観応擾乱」 笠松宏至(著) 吉川弘文館
 『足利直冬』 瀬野精一郎(著) 吉川弘文館〈人物叢書〉
 『南北朝の動乱』森茂暁(著) 吉川弘文館〈戦争の日本史8〉
 『足利義満』 佐藤進一(著) 平凡社ライブラリー〉
 『足利尊氏と直義』 峰岸純夫(著) 吉川弘文館
 『室町幕府管領施行システムの研究』 亀田俊和(著) 思文閣出版
 『観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』
           亀田俊和(著) 中央公論新社〈中公新書 2443〉