20世紀が終わる頃、
世界全体の平均食料自給率は、
ついに世界の人類全体を養えるほどの水準に届いた。
現代の最先端科学やテクノロジーが連携し平和利用されれば、
地球や人類の未来にどれほどの恩恵をもたらすか計り知れない。
しかし、国家、宗教、様々なイデオロギーをはじめとした
人類の悲しい習性のため、
世界は未だ、明るい見通しを得られていない。
そろそろ本当に、世界を変えよう。
それは何も難しいことではなく、とても簡単なことなのだ。
例えば、
生きているだけでも僕たちは、
この物理世界・現実世界になんらかの変化を、影響を与えている。
体を動かせば石を持ち上げることもできる、
声を出せば、誰かに気持ちを伝えられる。
こぶしを握りしめるだけでも、呼吸、体温ひとつとってみても、
そこでは空気が動き熱を発生させ、
物理空間に作用し現実世界に影響を与えているのがよくわかる。
志を持った人々が集まったら、
一体どれほど世界に影響を与えることができるんだろう。
けれど、そんな可能性にも気づかない人が多くなってしまった。
「世界なんて、変えられる訳がない」
見えるルール、見えないルール、
そんなものに縛られた世界があるのはわかるけれど、
いつの間にか、自分でも気づかないうちに、
世界にがんじがらめに縛られている人々が増えている気がする。
それが人間の悲しい習性の一つだ。
大事なことは、世界と自分との関係に気づくこと。
それはものすごくシンプルなことで、
自分が「生きている」ことで、この世界に参加している、
ということだ。
黙っていても、世界は変わり続けている。
もっと根源的な視点でいうなら、
ただでさえ一切は流転している。
ただ今は、この世の中が一部の人々の都合や欲望のために、
みんなが盲目的に、
望んでいない方向に現実を変えさせられているという状況があり、
それは問題だと思っている。
同じ変えるなら、
何者かに流されるままに変えさせられるのではなく、
自由な意志により、
世界を自分達の好きな、良い方向に変えていこうと思うのです。
"誰もが平和に、安心して暮らせる世界に"
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このような考え方に共感して頂ける方同士の情報交換や、
また最近世間でも社会起業家の登場や、
NPO同士の連携、新しい試みが活性化してきたようで、
このようなテーマの取り組みの紹介などもできればと考えています。
困ったときには