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【ラインハルト・フォン・ローエングラム】
田中芳樹著・銀河英雄伝説。
同作品の帝国側主人公。
---以下、ウィキペディアより-----------------------
帝国暦467年(宇宙暦776年)、オーディンに下級貴族ミューゼル家の長男として生まれる。
幼い頃、事故で母クラリベルを失うが、美しい姉アンネローゼと親友ジークフリード・キルヒアイスと共に少年時代をすごす。
しかしアンネローゼが父により皇帝の後宮に売られる事になり、姉を奪ったゴールデンバウム王朝と皇帝に激しい憎悪を抱く。
ゴールデンバウム王朝への復讐を誓ったラインハルトはキルヒアイスと共に帝国軍に入り、その天才的才能を発揮し異例の出世を果たす。
帝国軍の指揮権を握ったラインハルトは帝国の門閥貴族勢力を打倒し、その直後に帝国宰相リヒテンラーデ公をも排除し、帝国宰相となる。
そして、自由惑星同盟、フェザーン自治領をも併合して、銀河を統一。
ゴールデンバウム朝から皇帝位の禅譲を受け(実際には簒奪)、ローエングラム新王朝の初代皇帝ラインハルト一世として即位。
軍人としては戦争の天才、常勝の英雄として帝国軍将兵の畏敬と忠誠を一身に集める。
また政治家としても才と力量に優れ、前王朝の悪しき制度を一新し、帝国人民の支持を集めた。
崇拝者からは「金髪の有翼獅子(グリフォン)」「玉座の革命家」、敵対者からは「生意気な金髪の孺子(こぞう)」、また後世の歴史家からは「獅子帝ラインハルト」などと呼ばれる。
しかし、その常勝の英雄も、唯一ヤン・ウェンリーにだけは勝利しえないままだった。
また自ら招いた盟友キルヒアイスの死とそれによって姉アンネローゼが遠ざかった事は彼の生涯に影を投げかける事となった。
新帝国暦3年(宇宙歴801年)7月25日、変異性劇症膠原病(後に皇帝病と呼ばれる)により25歳で死去。
在位は満二年余。
私生活では質素を好み、帝国皇室の式典や貴族のもてなしなどを嫌う一面もあった。
また、多少常識に疎いところもあり、ヒルデガルドへの求婚の際には、巨大な薔薇の花束を持参した。
家族は妻(ヒルデガルド)、長男(アレクサンデル・ジークフリード)、姉(アンネローゼ)。
乗艦は「タンホイザー」→純白の戦艦「ブリュンヒルト」。
彼はこの艦を溺愛していた。
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