■伯家神道(またの名を白川神道)とは、神祇官(じんぎかん。諸官の最上位に位置し、行政を司る太政官よりも上位におかれていました)白川伯王家によって取り仕切られてきた宮中祭祀、皇室神道の事です。
白川家は第65代花山天皇の孫の延信王から花山源氏として始まり、正系だけでも31代、823年に亘って歴代天皇への神道教授、宮中祭祀を司どっていました。神祇官に就任するとともに王氏と改称する為、王家、白川伯王家とも言います(日本では臣下で王姓を名乗れるのは白川家のみでした)。
室町末期の吉田兼倶の台頭まで白川家は神道の家元的存在でありました。以後、吉田神道とともに神道界を二分する勢力となります。
しかし明治維新によって、宮中祭祀の国家神道への改変によって神祇官制は廃止され、白川伯王家自体が最後の当主白川資長子爵の昭和36年の帰幽とともに断絶してしまいました。
以後、伯家神道の道統は民間に流れ、教派神道系の新宗教(禊教、すめら教等)や、伯家を継承しているとされる一部神道家によってのみ細々と残って現在に至ります。
このコミュでは、白川伯王家や伯家神道、禊教/すめら教等の民間に流出した伯家行法、皇室の宮中祭祀の話題などを扱います。
■初めましての挨拶、自己紹介はこちらで。
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■雑談はこちらで。
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■現在、伯家神道を継承しているとされる神社、教団
身曾岐神社(禊教。井上正鐵翁によって立教)
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神道禊教(禊教から分離独立)
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すめら教(旧 皇道斎修会。鬼倉足日公翁によって立教)
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