Juan Crisostomo Jacobo Antonio de Arriaga y Balzola
スペインの作曲家。バスク民族。作品の完成度の高さだけではなく、透明で美しさの中にある微妙な感情の陰影が伝わってくるようなところから、スペインのモーツァルトとの異名をとる。
モーツァルトが生まれたちょうど50年後の同じ日1806年1月27日、ビルバオに生まれた。パリ音楽院に留学して、ヴァイオリンをピエール・バイヨPierre Baillotに、対位法と和声をフランソワ=ジョゼフ・フェティス Francois-Joseph Fetisに学ぶ。優等生だったので、まもなくフェティスの講義の助手となる。20歳の誕生日の10日前にパリで没した。死因は今なお判然としない。
今日に伝わるアリアーガ作品の数はかなり少ない。早すぎる死にも関わらず、歌劇「幸せな奴隷Los esclavos felices」(1820年-13歳!!)、「ニ調の交響曲」、3つの「弦楽四重奏曲」などの作品を残した。
困ったときには