古今東西、お酒にまつわる詩歌は多く詠まれてきました。
楽しい酒、悲しい酒、恋うる酒、別れの酒、歓びの酒、孤独な酒、愁いの酒、ぐち酒、やけ酒、懐かしむ酒、旅の酒、粋な酒、狂い酒、陶酔の酒…昔からお酒は詩歌とともに人生を味わうための深い友なんですね。
吟醸の「吟」には、酒を味わうとともに、詩歌を吟じることの両意があるように思えます。
「人の世にたのしみ多し然れども 酒なしにしてなにのたのしみ」(若山牧水)
「酔うてこほろぎと寝ていたよ」(山頭火)
「にわか雨を避けて屋台のコップ酒人生きていることの楽しさ」(俵万智)
「ワイン飲む手つきやっぱりコップ酒」(川柳)
「朝もよし昼もなほよし晩もよし その合々にちょいちょいとよし」(蜀山人)
「友よ いま飲み明かそうよ 心ゆくまで誇りある青春の日の楽しいひと夜を 人の世の命 人の世の 人の世の命ははかない夢 はかない夢 はかない はかない」(歌劇・椿姫「乾杯の歌」より)
さあ、飲みましょう!詠みましょう!吟じようではありませんか。酒心・詩心・遊心、酒即詩即人生の集いです。
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