「明日に向かって撃て!」に
男の浪漫感じたヤツは参加しやがれ!!w
トピ作成もご自由にm(__)m
以下、「明日に向かって撃て!」の紹介(パクリw)
1890年代、西部を騒がせたブッチ・キャシディとサンダンス・キッドを描いた映画。殺人はきらいで頭脳戦を手掛けるブッチ(ポール・ニューマン)と早撃ちが得意なキッド(ロバート・レッドフォード)がコンビを組み列車強盗を行なう。あまりの被害に列車会社は腕利きの警官を何人ものせたおとりの列車を発車させる。命からがら逃げのびた2人は、恋人(キャサリン・ロス)を伴い、「黄金がザクザクでる」とうわさを聞いてボリビアへと向かうのだったが・・
ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドは実在の人物だそうです。多くの西部劇に名前が出ていて、西部犯罪史上に名高いそうです。
ただ、この映画はジョン・ウェインやヘンリー・フォンダが出演していた時代の西部劇とは違うタイプの映画です。従来の西部劇だと、ヒーローと悪人、また白人とインディアンの打ち合いなどが出てきます。しかし、この映画では、ブッチが拳銃をもつと急に弱きになり、無表情なキッドに渡して撃ってもらうなど、それぞれの個性をユーモアを交えてきちんとだしています。映画の前半は警官たちに追われる2人の追跡劇にしぼり、おいつめられ崖から川へと飛び込むシーンも、2人の性格がよく出ています。
キャサリン・ロスとポール・ニューマンが自転車に乗りながら、「雨に濡れても」が流れるシーンは有名です。このシーンからも分かるように、ジョージ・ロイ・ヒル監督は優しさやユーモアを交えた、「男と男の戦い」というのとは違うタイプの映画を、「西部劇」に舞台を借りて作っています。監督が本当に描きたかったは、現代に生きる若者、それも「アウトロー」とされる若者の青春だったのではないでしょうか。
ラストシーンでのストップモーションで終わるところは、青春や夢との決別をあらわしていると表現したのだと思います。現実にアメリカにいたブッチとキッドは、銃弾を浴びようとする暴挙には出ないと思います。ああいうラストにしたところにも、ジョージ・ロイ・ヒルの演出の巧さを感じます。
ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロスの3人はこの映画では本当に魅力的なので、ビデオ、名作上映などで観る機会があったら強くお薦めします。