『劇場版パトレイバー2』では冷戦終結後の日本と戦争を描き、『立喰師列伝』で敗戦から約40年にわたる昭和史を描いた押井守が、遂にライフワークとして、19世紀から始まる近代国家・日本とがっぷり四つに組み合うのが、この「パックスヤポニカ(日本の覇権による平和)」サーガである。
このシリーズを押井守は「歴史の蓋然性の中で「望まざる覇権国家」として自己実現を果たした日本を、徹底的に苛め抜くこと----アジアどころか世界を抱え込んで右往左往する姿を描くことこそ目指すところであり、その情けない姿を通して日本という国の過去現在、そして望み得るならその未来を描くことが最終的な目標なのである」と語る。
中・短編小説の連作として語られてゆくことが予告されている「パックスヤポニカ」だが、ゆくゆくは大作映画として結実させることを、押井守は狙っている模様。
さて、その第一弾として『雷轟:rolling thunder PAX JAPONICA』(エンターブレイン)が遂に発売された。
さあ、読もう。
そして、縦横無尽に語ろう!!!!
トピ立て・発言はどうぞお気軽に。
愉しんで参りましょう!!
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「パックスヤポニカ」と云えば、忘れてはならない恒例のイヴェント「Howling in the Night〜押井守、戦争を語る」の詳細はコチラ。
【PAX JAPONICA Project】
http://
【Howling in the Night】
http://
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困ったときには