鹿島神流(かしましんりゅう)とは、日本の武術の流派である。
剣術を基本とし、抜刀術、薙刀術、柔術、棒術、杖術、槍術、手裏剣術などを自在に使いこなす、攻防一体の武術である。昭和時代に今武蔵といわれた國井善弥が有名である。
-歴史-
松本備前守を流祖とし、國井家に代々伝わった家伝の武術であるという。だが、確実なのは、國井善弥が鹿島神流第18代を名乗った以降のみである。
國井善弥は若い頃に馬庭念流を修行しており、鹿島神流剣術の構えや技に馬庭念流に似たものが多い。
第12代の國井大善は直心影流剣術を修行したとも伝えられており、鹿島神流剣術の「基本太刀」の内容は、直心影流の「法定之形」に似た内容である。
鹿島神流柔術の基本である「霊気の法」は大東流合気柔術や合気道の「合気あげ」に非常に似ている。
鹿島神流の師範家の系譜が直心影流剣術と一致する。
という点により、直心影流起源の國井家に伝承されてきた剣術と、國井善弥が修行してきた馬庭念流に、國井善弥がさらに技法を加えて体系付けたと思われる。
-リンク-
[dir] 居合・抜刀・剣術
http://
メンバーの参加コミュニティ
困ったときには