Sol Campbell ソル・キャンベル、ソルは愛称。本名はスルジール・ジェレミア・キャンベル(Sulzeer Jeremiah Campbell)。
1974年9月18日、ロンドン生まれ。188 cm, 91 kg。
■ 代表歴
イングランド代表
1996年5月18日 ハンガリー戦でフル代表デビュー
(1995年2月15日のアイルランド戦でデビューしたが、この試合は僅か27分で中止となってしまったため、公式デビューとみなされていないケースが多い)
1996年 EURO96出場(ベスト4)
1998年 フランスワールドカップ出場(ベスト16)
2000年 EURO2000出場(グループリーグ敗退)
2002年 日韓ワールドカップ出場(ベスト8)
2004年 EURO2004出場(ベスト8)
2006年 ドイツワールドカップ出場(ベスト8)
■ クラブ歴
92-93〜00-01 トッテナム・ホットスパー(イングランド)
01-02〜05-06 アーセナル(イングランド)
06-07〜 ポーツマス(イングランド)
■ 獲得タイトル
1999 リーグカップ優勝
2001-2002 プレミアシップ優勝
2001-2002 FAカップ優勝
2002-2003 FAカップ優勝
2003-2004 プレミアシップ優勝
2004-2005 FAカップ優勝
■ その他
空中戦に抜群の強さを誇るアーセナルのセンターバック。イングランド代表でも守備の要として君臨しており、2002年ワールドカップで見せたリオ・ファーディナンドとのコンビは大会随一の堅守を誇った。また、フリーキックを武器とするイングランド代表において、キャンベルは重要な得点源でもある。
キャンベルは1992-93シーズンにトッテナム・ホットスパーでプレミアシップデビュー、その年はほとんど出場機会に恵まれなかったが、徐々にその才能を開花させていく。1996年には代表デビュー、待望の若手センターバックとして期待され、1998年のフランス大会では目覚しい活躍を見せて世界的に注目されるようになる。
2001年に8年間在籍したスパーズを去り、因縁のライバルであるアーセナルに移籍。この移籍は元々両チームが激しいライバル関係にあることに加え、契約満了後のフリー移籍だったこともあり、ファンを激怒させることになる。スパーズファンはキャンベルを「ユダ」と呼び、アーセナルとの試合で物を投げ込む、チームバスを取り囲むなど、怒りを露わにした。キャンベルの元に脅迫文書が送られたこともあったという。
トニー・アダムズ引退後の2002-03シーズンには完全にアーセナルの守備の要として活躍。2003-04シーズンには無敗優勝を達成したチームに大きく貢献した。いまやプレミアシップでも有数のセンターバックであることに疑いの余地は無いだろう。
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