初代南極観測船『宗谷』は「奇跡の船」と呼ばれています。それは、敗戦からまだ10年の貧しい時代に始められた日本の南極観測計画、観測船に選ばれた宗谷は建造18年の老朽船でした。少ない予算で砕氷船に仕立てられたこの船が、「接岸不可能」と言われたオングル島の海域に果たしてたどり着けるかどうか、かなり危ぶまれておりました。しかし「宗谷」は、見事にそれをやってのけ、日本の南極観測の先べんをつけるとともに、戦後からの復興にかける日本国民に、大きな勇気を与えたのです。
この船は、知れば知るほど不思議な運命をたどっています。詳しくは、こちらをご覧ください。
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宗谷の歴史は、そのまま昭和史であるとも言えます。広く宗谷のことを知っていただき、この船の保存に協力しようというコミュニティです。
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