開発経済学を勉強している方、これから勉強する方。
国際協力に興味のある方。
様々な分野で、世界の貧困・開発の問題に向き合う全ての人の為に。
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一つのエピソードを紹介したい。一九七二年に、外国人記者団がブータンを訪れて国王と会見した時のことである。
その頃のブータンは、現在にもまして「秘境」であった。一行の中にいたある日本人特派員は、ブータンの素晴らしさを次のように記している。
「ブータンに来て、われわれは人工に汚されていない自然の美に目を見張った。生い茂った原生林。ヒマラヤからほとばしり出る太古からの流れ。それにもましてわれわれを感激させたのは、平和に生きる人々の素朴さだった。」
このように素晴らしい自然と人情に触れた記者団が感じたのは、もしもブータンで「開発が進めば、これらが永久に失われるのではないか」という危惧であった。したがって、国王との記者会見の席上で次のような質問が出たのは、ある程度自然な成り行きだったかもしれない。
「開発を本当にお望みになっておられるのでしょうか。」
十七歳の若い国王は、けげんそうな表情でこう答えられたという。
「もちろんですとも。われわれは心から開発を望んでいます。」
当時のブータンは、―その状況は―・・・開発経済学に基づく、一つの指標を示すならば・・・「平均寿命」が40才以下であった。
『開発援助の経済学―「共生の世界」と日本のODA』冒頭より
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私達は「開発」とは何かを、そしてどうあるべきかを未来永劫にわたって問い続けていかなければなりません。そしてそのツールとしての開発経済学の力と限界を正しく認識する必要があります。世界が直面する様々な課題は複雑で問題の根は深く、分析するのは容易ではありません。
だからこそ、このコミュニティを作りました。
世の風説や目を覆うベールから少しだけ自由になるために開発経済学があります。
開発経済学は万能ではありませんが、有用ではあります。
開発経済学者は人間の幸福を何とか測ろうとし、より良い政策提言を生み出す理論を築こうと苦心してきました。そして今もその試みは続いています。だから開発経済学そのものが未だ発展途上にある学問です。
しかし開発経済学を理解してそれらの課題に取り組めば、開発経済学を知らずに取り組んだ場合よりも確実に、より良い結果を生み出すことは間違いありません。
世界のあり方を少しでも理解したい、より良い未来を築き上げたいという人にとって重要なツールであると思います。
世界の各地で開発の問題に向き合う全ての人に、ひらかれた議論を。
開発経済学を学んだ人も、学んでいない人にも。
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