- 詳細 2009年10月30日 01:07更新
-
まず邪庵拳の由来ですが、これは中国の魏晋南北朝時代に宋の国の長沙の僧、邪庵がうみだしたものである。
当時、長沙はひどい凶作と、戦乱によって民は苦しめられていた。
にもかかわらず、県令は民に重税を課し、民の苦しみは募る一方だった。
そんな折、僧邪庵が、人々の前で奇跡を演じ、声望を集め、県令に対し反乱を企てた。
しかし、反乱といっても民にろくな武器はなかったため、石や鋏を武器とし、また邪庵自身が周辺地域への住民に激励文を送りつけ勢力を募らせていった。
この戦闘集団の流派を邪庵拳という。
そして元嘉２１（４４４）年、邪庵の乱が勃発し、１３分に及ぶ激闘の末、乱は鎮圧、邪庵は処刑された。
しかし、邪庵拳は後世まで広く伝わり、現在では世界各国にまで広まった。
日本では邪庵拳がなまって、ジャンケンと発音している。
力の弱きもののために編み出された戦い方が、現在では弱者を苦しめるものと変わったのは歴史の皮肉というべきだろうか。
というわけで、
・ジャンケンなんか嫌いだ
・何か物事を賭けたジャンケンに勝った覚えがない
・どさくさに紛れてグーで殴られたことがある
・珍しく勝ったとしても、なぜか三回勝負に持ち込まれる
・「最初…っからっ」って言いながらパーを出す阿呆に苦しめられた
・そんな時チョキを出してもその勝負は無効にされた
・邪庵拳から派生した、関西地方の「おいもんがち（多い者勝ち）」など愚劣の極みだ
・勝っても何のメリットもないサザエには勝てる、もしくはそれにすら勝てない
・あっちむいてホイも弱い
・おじゃる丸には負けない、もしくはそれにすら負ける
・俺はカニベースだ、ジャンケンに負けなければ超人オリンピックでも優勝できた
・見えない赤ちゃんを利用して勝つなど許せない
といった方々歓迎です。
＜検索用ワード＞
邪庵拳・ジャンケン・おいもんがち・グー・チョキ・パー・あっちむいてホイ・サザエ・ピーナッツ・おじゃる丸・プリン・超人オリンピック・カニベース・キン肉マン・ジャンケン小僧・新手のスタンド使い・透明の赤ちゃん・ヘブンズ・ドアー・岸辺露伴
