V系と、R&Bをはじめとするブラックミュージックへのリスペクトを精神的中枢に据え、そこへ今の時代ではもう当たり前のようなことですが各メンバーのそれぞれに異なる濃い音楽的背景が放射状・螺旋状に絡まり(ようするにこの時点でメンバーが7人いるのでリズム構造だけとってもミリ単位ですごいことになり)、日本で初めてのスタチューオブリバティーとしての ひんでん様に分かりやすく代表されるような失われた自由、愛、狂気、そして法悦の確実な奪還への欲求、そして何より大切なのがそれら全てを死ぬ気でオシャレにやるということ、という傍から見て大丈夫?ということを平気で大真面目にやる、というバンドでございます(簡単に言うと)。
もういつまでもサブカルチャー(既に歴史的には30年前に死んでいる)の残り滓のようなしょうもない情熱と思わせぶりな狂気にはさよならを言わなくちゃならないんだ。サブカルは死んでいて、アンダーグラウンドとオーヴァーグラウンドは結局イコールで、永遠に生き続ける。これが要するにポップネスという思想の根幹でありまして、君は結局普通だし、私も結局普通なのだ、という書いていてそりゃあまあ当たり前だ、ということでございますね。
(from TokyoMarry's blog 2012/10/06)
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