ラリアットといえばスタン・ハンセンの専売特許ですが、日本でラリアットといえば長州力選手の「リキラリアット」だ、というプロレスマニアの方も多いです。
スタン・ハンセンのウェスタンラリアットとは異なり、体全体でぶつかり、連発でたたみかけるリキラリアットのスタイルは、小島聡選手などのラリアッター(ラリアット達人)に受け継がれています。
長州選手とスコット・ノートンとの名勝負では、渾身のリキラリアットを、真っ向から受け止める超竜ノートンの力と力のぶつかりあいが凄まじいものでした。
リキラリアットを放つ前に右腕をグルグル回し、ロープに走っていく姿はまさに『革命戦士』。私はいまだに気合いが入ると腕を回してしまいます。
最近のモノマネではプロレスラーとして一番取り上げられている長州選手。テーマ曲のパワーホールにのってTシャツを着てストロングスタイルで入場するその勇姿。かつてレスリングでオリンピックに出たアマレスの天才が、見事にパワーファイターとして華開く技、それがリキラリアットなのです。
気合い入ってます!